堺正章さんが、毎年恒例、今年で7回目を迎えるブルーノート東京でのライブを開催。
【写真を見る】【堺正章】 西田敏行さん偲び「モンキーマジック」熱唱 「演技を超えた存在感は常に消えない」
取材会を行い、自身が主演したドラマ「西遊記」の主題歌「モンキーマジック」、2008年の楽曲「忘れもの」の2曲を披露しました。
「西遊記」で共演した西田敏行さんについて、聞かれた堺さんは、“考えてみると沙悟浄(岸部シローさん)も、猪八戒(左とん平さん、西田敏行さん)も、三蔵法師(夏目雅子さん)も、天竺へ旅立った寂しさというのは、あの頃闘って一緒に頑張った人たちがいなくなって、天竺に向かっているということを実感したり、考えると、僕もいつか旅に参加しなきゃいけないな、という気持ちになったりしますからねぇ“と、亡くなった仲間たちを偲び、“少しでも元気で長く、こういうこと(ライブ)ができればいい“と、話しました。
そして“すごく寂しい気持ちと、(西田さんの)明るさ、あの人が持っていた演技を超えた存在感っていうのが、常に消えない、僕の中のヒダの一部に入り込んじゃってる感じがありますよね“と、しんみり。
「西遊記」の主要メンバーで唯一、現役で活動を続ける堺さんは“(残っているのは)サルだけですよ“と、冗談混じりに話していました。
また現在、女優として活躍する次女の堺小春さんに話が及ぶと“娘が、僕の名前を継いで「堺小春」という名前になってくれて、演者になってくれたのは、堺家が私の父の堺駿二から始まって、堺正章になり、今度は娘の堺小春になっていく。歌舞伎の世界ではないから、継承するものではないけど、受け継いでくれることにまずは感謝をしたい“と、うれしそうに語りました。
さらに、今年9月に行われた小春さんの結婚式について聞かれると“僕が、ふふふ、あの、なんていうの?エスコート?をして。牧師さんの前まで(小春さんを)連れて行きました“と目尻を下げて、満面の笑顔。
続けて“悲しかったのは、スタンバイのお金を私が払いました“と笑わせ、“全額じゃないと思うけど、結構な額を出しました。娘に「なんでパパが出すの?」って言ったら、「パパはパパでしょ」って。「確かにそうだね」ということで頑張りました“と、娘に弱い父親の顔を垣間見せていました。
【担当:芸能情報ステーション】