犬が高齢になったとき絶対やってはいけない『散歩方法』3選 逆効果となるタブー行為とは?

2024-12-06 20:20

散歩は高齢犬の健康維持に役立ちますが、間違った方法で行うと、かえって体に負担をかけてしまうため注意が必要です。この記事では、犬が高齢になったとき絶対やってはいけない散歩方法と、高齢犬の散歩のポイントについてご紹介します。

犬が高齢になったとき絶対やってはいけない散歩方法は?

散歩中のゴールデンレトリーバーの老犬

散歩は運動不足やストレスの解消だけでなく、筋力の維持や向上、認知症予防にも有効です。そのため、高齢犬になっても、できる限り散歩を続けたほうがよいとされています。

しかし、散歩のやり方によっては、高齢犬の体に負担がかかり、健康を損なう恐れがあります。健康維持のための散歩が、逆効果になってしまうことがあるのです。

ここでは、犬が高齢になったとき絶対やってはいけない散歩方法を3つご紹介します。

1.長時間散歩する

高齢犬は体力や筋力が衰えているため、長時間の散歩は大きな負担になります。若い頃は平気だった30分〜1時間程度の散歩も、高齢になるとつらくなってきます。

無理な散歩を続けていると、関節に痛みが出たり、心臓に負担がかかったりする恐れがあります。また、犬が散歩を嫌がる原因になることも。散歩を拒否するようになることで、ますます筋力が低下したり、肥満のリスクが高まったりする可能性があります。

散歩量は犬の体力に合わせて調整し、無理のない範囲で散歩を楽しむことが大切です。

2.暑さや寒さが厳しい時間帯に散歩する

犬は高齢になると、体温の調節機能も衰えてくるため、暑さや寒さに弱くなり、熱中症や低体温症を発症しやすくなります。そのため、暑さや寒さが厳しい時間帯に散歩をするのは危険です。

夏場の日中や、冬場の早朝や夜遅くの散歩は避け、快適に散歩できる時間帯を選んで散歩するようにしましょう。

3.速いペースで散歩する

若くて活発な犬は歩くペースが速く、気づくと飼い主さんも早足になっているのはよくあることです。しかし、体力が衰え、足腰も弱くなっている高齢犬にとって、速いペースでの散歩は大きな負担となり、息切れや関節痛を引き起こす可能性があります。

運動不足を防ぐことは大切ですが、無理に速いペースで歩かせる必要はありません。犬が若い頃の感覚のままで散歩していると、ペースが速くなってしまいがちなので注意しましょう。

高齢犬の散歩のポイントは?

落ち葉の上に立つ老犬

高齢犬の散歩は、無理のない範囲で楽しむことが大切です。では、そのためにはどのような点に注意したらよいのでしょうか?以下では、高齢犬の散歩のポイントを解説します。

1.体力に合った散歩量やコースにする

散歩の量やコースは、犬の体力に合わせて調整することが大切です。体力が衰えた高齢犬の散歩は、1回10分程度を目安に、1日2〜3回行うとよいでしょう。

高齢犬の散歩コースは、なるべく平坦な道を選ぶことが推奨されます。しかし、上り坂を歩くことは、衰えやすい後ろ足の筋力アップにつながります。そのため、年を取っても元気に歩けるうちは、緩やかな坂道をコースに組み込むのがおすすめです。

また、硬い地面は犬の関節に負担をかけるため、できるだけ柔らかい土や芝生の上を選んで歩かせてあげましょう。

2.犬のペースに合わせる

高齢犬は、若い頃のように速いペースで歩くことが難しくなっています。飼い主さんは、犬の歩くペースに合わせて、ゆっくり散歩することを心がけましょう。そうすることで、犬もリラックスして散歩を楽しむことができます。

また、散歩中に犬が疲れている様子を見せたり、座り込んだりした場合は、無理に歩かせずに休憩を取りましょう。しばらく休んでもまだつらそうであれば、抱っこしてあげたり、帰宅したりするなど、犬の様子を見ながら対応してあげてください。

高齢犬の散歩では、犬のペースに合わせてあげることが非常に重要です。

3.気温や天候に配慮する

高齢犬は体温の調節機能が低下するため、気温の影響を受けやすいです。特に夏の暑さと冬の寒さは、高齢犬の体に大きな負担をかけるため、散歩の時間帯には十分な注意が必要です。

夏は、比較的涼しい早朝や日没後しばらく経ってからの散歩がおすすめです。一方、冬は朝晩が冷え込むため、日中の暖かい時間帯に散歩するのが理想的です。

また、雨や雪の日の散歩は、体に負担がかかるだけでなく、滑りやすい路面での転倒リスクもあります。天候の悪い日は散歩を控え、室内で遊ぶようにしましょう。

まとめ

楽しそうに散歩するビーグルの老犬

健康維持のためには、高齢犬になってもできる限り散歩を続けることが大切です。しかし、高齢犬は体力や筋力が衰えているため、無理は禁物です。長時間の散歩、暑さや寒さが厳しい時間帯の散歩、速いペースでの散歩は避けましょう。ぜひ本記事でご紹介した高齢犬の散歩のポイントを参考に、無理のない楽しい散歩を心がけてくださいね。

関連記事

日が当たる場所で犬が寝転がった結果…完全に『カマボコにしか見えない姿』が2万9000いいね「可愛すぎる」「暖かスポット熟知してるw」と絶賛
犬が玄関から離れないときの心理
『7ヶ月も売れ残っていた犬』を飼ったら、悲しげな顔で…嘘のような『現在の姿』が泣けると話題に「待っていたんだよ」「顔つきが全然違う」
犬が寝ている時にしてはいけない4つのNG行為
『今からお風呂に入る』と察してしまった犬が…まさかの『絶望でヨボヨボになる光景』が3万再生「背中から溢れる哀愁w」「ションボリーヌ」

  1. 「金を出せ」深夜のコンビニ強盗 男が店員に刃物向けレジから現金22万円奪う 男は現在も逃走中 埼玉・鴻巣市
  2. 『戻れないように』と足を折られ、山に捨てられた猟犬→片目も失い…壮絶な物語と『現在の光景』が77万表示「なんて酷い…」「本当に良かった」
  3. 女の子を起こしに行った犬→なかなか戻ってこないので、様子を見に行ったら…まさかの光景に爆笑「ミイラ取りがミイラにw」「心変わりで草」
  4. Utility Global は 京セラと経済的に脱炭素化を実現する H2Gen® の製造拡大に向けた戦略的提携で合意 製鉄
  5. 耳の聞こえない男性が『手話で犬とコミュニケーションをとった』結果…言葉が無くても『心が通じ合っている光景』に絶賛「愛感じる…」「すごい」
  6. 突然現れた『1匹の野良犬』→保健所に収容されて…1年後の『奇跡の物語』に感動の声「幸せそうな表情で泣いた…」「なんてお利口さんなの」
  7. 今があなたのもの(Now Is Yours):Huawei、革新的な新製品ラインナップとともにMate X7を発表
  8. 口裂け女ブームはなぜ社会問題になった?1979年の日本で何が起きていた?
  9. 追いかけっこをして遊ぶ『パパと猫』を見ていると…思わず笑ってしまう光景が21万再生「お互いワクワクw」「絶妙でクセになる」とSNSで反響
  10. キャッシュレス社会の実現はどこまで? 30の支払いシーンから見る利用実態と世代間ギャップ
  1. 【授業中】教師を追いかけて『暴行』 男子中学生(14)現行犯逮捕 ネットは「やはり教室にも防犯カメラが必要か…」
  2. 口裂け女ブームはなぜ社会問題になった?1979年の日本で何が起きていた?
  3. 女の子を起こしに行った犬→なかなか戻ってこないので、様子を見に行ったら…まさかの光景に爆笑「ミイラ取りがミイラにw」「心変わりで草」
  4. 『戻れないように』と足を折られ、山に捨てられた猟犬→片目も失い…壮絶な物語と『現在の光景』が77万表示「なんて酷い…」「本当に良かった」
  5. バス車内で『女子生徒にわいせつ行為』 県立高校教諭(29)逮捕 教諭は「やっていない…」
  6. 突然現れた『1匹の野良犬』→保健所に収容されて…1年後の『奇跡の物語』に感動の声「幸せそうな表情で泣いた…」「なんてお利口さんなの」
  7. 耳の聞こえない男性が『手話で犬とコミュニケーションをとった』結果…言葉が無くても『心が通じ合っている光景』に絶賛「愛感じる…」「すごい」
  8. 「金を出せ」深夜のコンビニ強盗 男が店員に刃物向けレジから現金22万円奪う 男は現在も逃走中 埼玉・鴻巣市
  9. 追いかけっこをして遊ぶ『パパと猫』を見ていると…思わず笑ってしまう光景が21万再生「お互いワクワクw」「絶妙でクセになる」とSNSで反響
  10. 「贅沢スープ」なぜ人気?バリスタ“ふわふわ仕立て”や5時間煮込みの“透明スープ”【THE TIME,】
  11. トランプ大統領の考えは「日中両国と良好な関係を維持・構築できる立場にあるべき」と米報道官 中国が日本への反発を強める中で
  12. キャッシュレス社会の実現はどこまで? 30の支払いシーンから見る利用実態と世代間ギャップ