「映画づくり」を通じて、クリエイターの発掘・育成や 地方創生に取り組む「ミラーライアーフィルムズ(MLF)プロジェクト」。企業版ふるさと納税を活用した地方創生の好事例として、映画の主なロケ地となった秋田県秋田市が、地方公共団体部門で大臣表彰されました。
【写真を見る】【速報】ミラーライアーフィルムズ・秋田 企業版ふるさと納税の好事例として大臣表彰
2020年に始動した 短編映画製作プロジェクト「ミラーライアーフィルムズ」。俳優の山田孝之さんらが発起人で、日本を代表する俳優たちが、次々に参加しています。12月13日(金)から劇場公開される「シーズン6」では、俳優の小栗旬さんと浅野忠信さんが監督として参加しています。
「ミラーライアーフィルムズ」のシーズン5とシーズン6は秋田県秋田市が主なロケ地になっていて「企業版ふるさと納税」が活用されています。
寄附企業や市民による「官民一体」の実行委員会がプロジェクトを支えていて、一流のクリエイターと地元の学生が、一緒に短編映画を製作することで「若者の挑戦を応援するまち」というメッセージを広く発信。若者に選ばれるまちを目指したシティプロモーションや関係人口の創出に貢献していることが受賞理由となりました。
寄附実績は累計で8900万円を超えていて、すでにシーズン7は愛知県東海市、シーズン8は岡山県で開催されることが決まっています。
表彰式に参加した秋田市の副市長は「この事業は、想像力豊かな若者の挑戦を推進するもので『地方だから挑戦できない、何もない』という意識を『地方でも挑戦できる、地方だからこそできる』という意識に変えるプロジェクト」と説明。
共に登壇した阿部進之介プロデューサーは「元々『デイアンドナイト』という自分が企画・出演した映画を製作している頃から ロケ地・秋田との縁が続いている。この『秋田だからこそ、できることがある』と、打ち出せたことは素晴らしいことだと思う」と述べ、映画づくりの無限の可能性を訴えました。
【担当:芸能情報ステーション】