天皇皇后両陛下は、障害がありながら社会で活躍している人や、今年3月の冬季デフリンピックでメダルを獲得した選手らと懇談されました。
午後3時半すぎ、両陛下は皇居・宮殿で障害がありながら長年社会で活躍したとして厚生労働大臣表彰を受けた人や、今年3月にトルコで行われた冬季デフリンピックで、銀メダルを獲得したフットサルの男子日本代表の選手らと懇談されました。
陛下は、冒頭「来年は東京でも夏季大会が開催されます。障害をもつ人々への社会的な理解を深める機会となることを期待します」などと述べられました。
その後、両陛下は腰をかがめ、椅子に座っている障害者や選手らと目線を合わせ、およそ30分にわたって和やかに懇談されました。
フットサルの選手に陛下は「次の目標はありますか」と、皇后さまは「楽しいですか」などと声をかけられていました。
また、アルペンスキーの選手に陛下は、「雪の状態はどうだったんですか」と尋ねられていました。