きのう夕方、東京・葛飾区の住宅で火事があり、この家に住む61歳の女性が死亡しました。
警視庁によりますと、きのう午後4時すぎ、葛飾区小菅にある2階建て住宅の近くにいた男性から「火事です」と110番通報がありました。
東京消防庁によりますと、消防車など29台が出動し、火はおよそ2時間後に消し止められましたが、この家に住む武井和平さん(61)が心肺停止の状態で病院に運ばれ、その後、死亡が確認されました。
都内では今年1月から今月15日までに住宅火災によって死亡した人が72人にのぼり、過去10年で最多となっています。
冬のこの時期、電気ストーブに可燃物が接触することで発生する火災が増えていて、東京消防庁は「万が一に備えて自宅内に消火器を備えてほしい」としています。