「可燃物を投げ込んだ人を見た」との目撃証言も　59歳夫婦殺害　約600メートル離れた住宅街で火事　警察　殺人事件と火事の関連を調べる　千葉・柏市

きのう夜、千葉県柏市の住宅で50代の夫婦が刃物のようなもので刺され死亡した事件で、警察は捜査本部を設置し、逃げた犯人の行方を追っています。捜査の最新情報を中継で伝えてもらいます。

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夫婦が死亡した住宅の付近では今も規制線が張られていて、警察車両が止まっているのが確認できます。

この事件の直後に火災があった住宅街は、こちらからおよそ600メートルほど離れています。

自宅が火事で焼けた住人
「着いた時には火事のにおいっていうか、ガソリンとか灯油のにおいがものすごくしましたね」

消防によりますと、火災の現場では、「バケツの中に入れた可燃物を室内に投げ込んだ人を見た」との目撃証言があるということです。

火元となったのは殺害された夫婦と金銭トラブルがあった70代の男性が住む住宅でしたが、この男性は、出火直後に近所の住人に目撃されていました。しかし、その後、連絡がとれなくなっています。

捜査関係者への取材で、この男性が火災の後、車で現場を離れ、東の方向に向かったことが新たにわかりました。

警察は、男性が事件について何らかの事情を知っているとみています。