犬と一緒にお出かけした際、ちょっとだけだからと愛犬に車でお留守番してもらった経験はありませんか。犬を車に放置してしまうと、あらゆるリスクが懸念されます。今回は、犬を『車に放置』することが絶対NGな理由を確認しましょう。
少しだけなら…飼い主の小さな油断が命取りに!
愛犬とドライブや旅行を楽しむ飼い主さんは多いでしょう。しかし、ドライブの途中で食事や買い物をしようと愛犬を車にお留守番させ、長時間置き去りにしてしまったことはありませんか。
「お利口だから」「少しの時間なら大丈夫だろう」と油断していると、その小さな油断が愛犬に強いストレスを与えていたり、取り返しのつかないトラブルを招いたりすることも…。
トイレなどは仕方ないにしても、食事や買い物などの長時間のお留守番は多くのリスクを伴うので、絶対にやめましょう。
犬を『車に放置』絶対NGな理由5選
犬を車に放置してしまうと、どのようなリスクが懸念されるのでしょうか。
1.車に置き去りにされて強いストレス要因に
まず、見知らぬ土地に車に置き去り状態にされることは、犬にとって大きな不安を残してしまいます。過ごしなれたお部屋でお留守番するのとは訳が違うのです。
この経験が強いストレス要因となり、置いて行かれる状況にトラウマを感じてしまう犬も少なくありません。今後の強いストレス原因になりかねないので、絶対にやめてください。
2.夏場は熱中症や熱射病で死に至る危険性
夏場に犬を車に放置してしまった場合、気温の高さや差し込んでくる直射日光によって、熱中症や熱射病のリスクが高まります。
特に熱中症は日本全国で毎年問題視されています。暑い時期、車内にペットや子どもを置いてく行為は死を招く危険性もあり、虐待行為に該当するという見方も強まっているので、絶対にやめてください。
3.冬場は10℃以下で低体温症に
冬場なら熱中症になる心配もなく、問題ないだろうと考える人もいるかもしれません。しかし、冬の屋外に駐車している車は、気温が10℃を下回ると車内温度も一気に下がりがちです。
すると、車内に放置された犬たちは低体温症になってしまい、血圧や心拍数が低下し、凍傷を招くなどのトラブルが懸念されます。
4.見知らぬ人がイタズラしてくる恐れも
考えたくない可能性ですが、近年は様々な事件が多数発生しているため、1匹で車に乗っている犬を見て驚かせたり、場合によっては強盗に入られてしまい、愛犬が怪我を負うというリスクも忘れてはいけません。
何もトラブルがなくても、見知らぬ人が近づいてくるだけで不安を感じ、パニックになってしまう犬もいるので気をつけましょう。
5.通報を受けて動物保護局に連れて行かれる可能性
最近では、犬の飼い方に対して多くの人の意識が高まっています。そのため、車内に犬が置き去りにされているのを見て、警察に通報する人もいるでしょう。
特に夏場の暑い時期や、犬が明らかにパニック状態に陥っている場合は、危険性を感じて通報する人が少なくありません。
通報された場合、犬は安全のために連れて行かれる可能性も考えられるので、車に長時間放置することは絶対にやめてください。
まとめ
犬を『車に放置』してしまうと、今回紹介したようなリスクが懸念されます。特に気温の影響を強く受けやすいので、どうしても離れなければならない用事がある場合は、エアコンをつけっぱなしにしたり、10分以内には必ず戻ってくるように心がけてください。
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