あなたの犬が散歩中飼い主に合わせて歩いてくれますか?突然走り出して困るという人は多いと思います。今回は、犬が突然走り出してしまう理由と、知っておくべき危険性について解説します。
犬が突然走り出す理由
1.楽しくて興奮しているから
犬は楽しくて興奮すると狂ったように走り出すことがあります。元々走ることが好きな犬であったり、ストレスが溜まっていたりすると散歩に出たら走りたくなってしまいます。
家の中はいつも同じニオイや音がしていますが、外は毎日違ったニオイや音で溢れています。人間はわからなくても、犬には興味を引き立てるものがあってつい楽しくなってしまうのでしょう。
2.ストレスから解放されたいから
家の中でもブラッシングやシャンプーなど、犬が苦手なことをしていたあとに突然走り出したという経験はありませんか?
犬はストレスから解放されたいとき、狂ったように走り出すことがあります。近年は異常気象で気温が高すぎる、天気が悪いといった理由で散歩に行けないことが多いですね。
犬はストレスが溜まっているので散歩に出ると走りたくなってしまいます。久々の散歩では注意が必要です。
3.仲良しの犬や人を見つけたから
愛犬が急に走り出したと思ったら、遠くに仲良しの犬やいつもかわいがってくれる人を見つけたという経験はありませんか?
犬は聴覚や嗅覚が発達しているので、遠くに知り合いがいても早く気づくことができます。よく知人と会う場所が近づいてきたらリードをしっかり持ち、犬を抑える準備をしましょう。
4.大きな音に驚いた
犬は大きな音がすると驚いて走り出すことがあります。聴覚が発達しているので人間がうるさいと感じる音は犬には更に大きく聞こえているのでしょう。
犬が嫌いな音は雷・花火・工事音などです。散歩をするときには、犬が嫌いな音がする場所や時間帯を避けることも必要です。
5.トイレを我慢していた
外でトイレをする習慣がある犬は散歩の時間まで我慢することが多いです。犬はどこでもトイレをして良いというわけでなく、自分の気に入った場所があるようです。
家を出た瞬間に犬が走り出していつもの場所に行き、トイレをしたらそれまで我慢していたということなのでしょう。
体調が悪いときや散歩の時間が遅くなったとき、高齢でトイレが近くなって犬には起こりがちです。
犬が突然走り出すときの危険性
犬が交通事故に遭う
犬が興奮して道路に飛び出してしまうと、車にひかれる危険性があります。大きな公園で散歩をする人が多いですが、道路沿いでは犬が飛び出さないよう注意が必要です。
飼い主がケガをする
犬にリードを引っ張られ、飼い主が転んでケガをするという事故はとても多いです。特に飼い主が高齢であったり、犬が大型犬や筋肉質であったりすると大ケガにつながることがあります。
脱走して迷子になる
犬が走り出すと遠くまで行ってしまい、そのまま迷子になってしまう可能性も考えられます。特に、花火大会や雷の季節には迷子犬が多いといわれています。
他の犬や人にケガをさせる
犬が興奮して走り出し、他の犬や人に『遊ぼう』と飛びつくとケガをさせてしまうかもしれません。
相手の飼い主が子どもやお年寄りであれば大ケガにつながりかねません。また、相手の犬が怒ってケンカになることもあります。
まとめ
犬が突然走り出さないようにするには次のような対策が必要です。
- 犬が何かに反応したら声をかける
- 犬に首輪とハーネスを着けリードを2本使用する
- アイコンタクトを身に着ける
- 散歩のときは犬に話しかけながら歩く
突然走り出した犬を落ち着かせるのは難しいです。普段から愛犬によく話しかけてふれあい、信頼関係を築いておきましょう。
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