俳優の稲垣吾郎さん、剛力彩芽さん、演出の白石晃さんが、4度目の上演となる舞台「No.9ー不滅の旋律ー」のインタビュー取材会に登壇しました。
【写真を見る】【稲垣吾郎】 4度目のベートーヴェン役 「常に“火種”が自分の中に」「ずっと続けていく自信がある」 情熱的に生きる姿に憧れも
本作は2015年の初演から、2018年、2020年に続き4度目の上演。今月21日(土)から上演が始まり、この取材会の後には「本公演 通算100回目」の上演が行われました。
初演からベートーヴェン役を務める稲垣さんは、“初日明けて今日で3日目。そしてこの後100回目を迎えることになるんですけど、本当にたくさんお客さんも来ていただいてるので、幸せを噛み締めながら「ベートーヴェン」を大切に演じています”と、笑顔で挨拶。
報道陣から、ベートーヴェン役に「深みは加わったのか?」と、問われた稲垣さんは“(ベートーヴェン役)4年ぶりくらいなんですけど、「ベートーヴェンスイッチ」のリモコンがオフになっていても、主電源が切れていない感じで、常にベートーヴェンの「火種」みたいなものが、自分の中にあって。その感覚が蘇ってきてる”と、ベートーヴェン役に没入していることを明かしました。
2018年の再演からベートーヴェンの秘書・マリア役を務める剛力さんは、“マリアとして、ベートーヴェンの隣にいさせてもらえるのは本当に嬉しい”と、にっこり。
報道陣から「『この3回でベートーヴェン役の稲垣さん』に変化はあったか?」と、問われた剛力さんは、“いい意味で「ベートーヴェン」。ずっと変わっていないと言ったら変わってない”と答えつつ、“ストーリーの中で歳を重ねていく姿は、深みとか、ベートーヴェンへの愛情を感じます”と笑顔を見せました。
それを受けて、稲垣さんは剛力さんへ、“初演の頃から目覚ましい成長で頼もしい。お母さんみたい”と例えると、会場からは笑いが起こりました。
続けて稲垣さんは、“本当にベートーヴェンは僕と真逆な人間。もう一つの「人格」として、僕の中で持っとくというのも、すごく面白い”と語りつつ、“意外と神経質なところはありますし、ヒステリックとはたまに言われることはあるんですけれども...”と似ている部分についても明かしました。
さらに、“ベートーヴェンさんは、いつも感情をむき出しにして、情熱的に生きてる人間。僕はポーカーフェイス気味というか「隠す」タイプなので、憧れがありますね”と語りました。
この先の目標について稲垣さんは、“やれる限りずっと続けていきたいです、このメンバーで。やれる自信もありますし”と、胸を張って宣言。
そして、今年1年を振り返った稲垣さん。“新しい地図として草彅剛さん、香取慎吾さんと一緒に活動してる中では、ファンミーティングもあって、全国まわったりもしましたし、個人としては映像の仕事もそうですし、「No.9」この舞台で締めくくることができて、本当に幸せな1年だったと思います”と笑顔で語りました。
【担当:芸能情報ステーション】