エンビプログループが、荏原環境プラントとのパートナーシップを通じて、ケミカルリサイクルの実証事業を推進することを発表しました。
概要
ケミカルリサイクルの実証事業では荏原環境プラントが、千葉県に新たに建設した実証プラントにおいて、自らが開発した「ICFG(R)内部循環流動床ガス化システム」を使い、廃プラスチックの熱分解による原料回収を1日1トンの規模で試みます。エンビプログループは、原料である廃プラスチックの調達管理を担当します。本事業の期間は現在から令和8年3月までを予定しており、千葉県袖ケ浦市に実証プラントを設けています。
詳細URL: https://www.eep.ebara.com/
実証事業の目指すところ
ケミカルリサイクルとは、廃物の化学反応によって原料に戻す技術のことで、本事業では「資源循環の促進のための再資源化事業等の高度化に関する法律」に基づき、2050年のカーボンニュートラル実現を目指します。この目標に向け、マテリアルリサイクルに対応できない廃プラスチックの資源循環技術の開発と、官民連携による社会実装を進めています。2030年までに商用化を目指しています。エンビプログループの役割
エンビプログループの役割としては、廃プラスチックの供給及び調達管理を担当します。これは、エンビプログループが社会のケミカルリサイクルの社会実装に向けた取り組みの一環として行っています。エンビプログループは中長期的に自社の業績及び企業価値の向上を図るとともに、サプライチェーン全体でのCO2排出量削減と、最適な資源循環の実現に貢献していきます。まとめ
荏原環境プラントとエンビプログループは、ケミカルリサイクルの実証事業を推進するために協力しています。エンビプログループは廃プラスチックの調達管理を担当、荏原環境プラントは新しく建設したプラントで廃プラスチックの熱分解を試みることで資源循環を実現しようとしています。関連リンク:https://www.envipro.jp/
関連リンク:https://brightinnovation.jp/