ジャニー喜多川氏の性加害問題で「SMILE-UP.」がきのう、被害補償について最新の状況を公表しました。
【画像でみる】SMILE-UP.東山社長「被害者など112人に面会」ジャニー氏性加害問題の被害補償 最新状況を公表
今月27日時点で、補償窓口に申告した人は1011人。このうち533人にはすでに補償金の支払いを済ませたということです。
また、聞き取りなど手続き中の人は11人。申告者のうち236人については連絡に対して返信がない状況と説明しています。一方で、在籍実績や被害の確認ができないとして、216人には補償を行わないとしています。
今月9日、東山紀之社長がTBSテレビ「報道の日2024」の取材に応じこれまでの対応について、こう振り返りました。
Q:補償の受付から1年余りが経ってそろそろ全体像も見えてきている時期かと思うが、改めてこの1年間、この性加害問題と向き合ってきて、どういうことが浮かび上がってきましたか?
SMILE-UP. 東山紀之 社長
「まずこの場をお借りして、今回私はインタビューを受けるにあたって、やはりこれによってまた被害者の方たちに誹謗中傷が行くというのを大変心配しております。ここで改めて誹謗中傷についてもきちっとやめていただきたいっていうことを切に願っています。
そして、1年という時間なんですが、僕自身は何か、その全体像が見えたときと、いやまだまだだなと、そういうふうに思う、交互に思うっていうことが本音ですね。探りながらやっているというのが正直なところです。
補償をさせていただいた方が500人を超えるということなので、その人数だけ考えますと大変重要で重大で根が深いものだなと改めて思っております」
東山氏はこれまでに面会を希望する112人の被害者や遺族に直接会い、謝罪したことも明かしました。
SMILE-UP. 東山紀之 社長
「112名の方と面談させていただいて。トラウマであったりフラッシュバックが起きるという精神状況っていうのは非常に強く反省をさらにしなければいけないという思いになりますね。私の役目は会って謝罪して、皆さんのご意見を聞いていくということです」
12月29日放送「報道の日2024」ディレクター 兼井理絵