緊急でレスキューされたのは、生まれてからずっと狭いケージの中だけで生きてきたわんこでした。
繁殖のためだけに存在していた犬…。緊急レスキューの一部始終がInstagramで注目を集めています。投稿したのはInstagramアカウント「anjyu_kitamura」の投稿主さん。動画は記事執筆時点で28万1000回再生され「こんなに優しそうな子がなぜこんな辛い目に…」「見ているだけで胸が締め付けられます」「地獄から救われて本当によかった」といったコメントが寄せられています。
繁殖のためだけに使われた犬
殺処分ゼロを目指して動物保護活動に尽力されている『Miki Japan』さん。今回は、生まれたときから狭いケージに閉じ込められていたというトイプードルの女の子を紹介しています。
このトイプードルさんが保護されたのは、とある繁殖施設。ただただ繁殖のために使われていたというトイプードルさんは、洗われた形跡がまったく見られないほどに汚れていました。
胸の痛む事実が発覚
なんとか保護されたトイプードルさんですが、これですべて解決…というわけにはいきませんでした。保護直後、ひどい酷い血尿の症状があることが発覚したのです。ひとまず汚れた体をシャンプーして、すぐに病院に向かったといいます。
検査の結果、トイプードルさんは膀胱結石があることが判明。直径3センチ以上の大きな石の固まりが3つもあったことが分かりました。あまりに悲惨な状態から、どれだけ辛い毎日を送っていたか想像させられます…。
手厚い保護の様子に涙
状態が芳しくなかったことから、緊急で手術を受けることになったそうです。トイプードルさんにとっては日常が大きく変化した数日となりましたが、手術は無事成功したといいます。
3歳とみられるトイプードルさんは、性格がとても優しいのだとか。そこで保護主さんは「ふわちゃん」という素敵な名前をプレゼントしました。ふわちゃんは現在も里親募集中とのこと。辛い思いをした分、たくさんの幸せが訪れるよう願ってやみません。
この投稿には「こんな小さな身体でよく頑張りました」「これからは幸せに向かって一直線だね」「大切な大切な命を繋げてくださり本当にありがとう」といったコメントが寄せられています。
『Miki Japan』では、動物保護活動とともに定期的な譲渡会も開催しているそうです。レスキューの様子やたくさんの保護動物たちの姿を見たい方はInstagramアカウント「anjyu_kitamura」にいってみてください!
写真・動画提供:Instagramアカウント「anjyu_kitamura」さま
執筆:小泉 あめ
編集:わんちゃんホンポニュース編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。
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