猫は身体能力が優れているので、高いところや狭いところに飛び乗ることが可能です。しかし、乗られると困る場所や危険な場所もあります。乗ってほしくない場所から猫を遠ざける方法をご紹介します。
1.繰り返し教える
猫が乗ったら下ろす、乗りそうなタイミングでやめさせる、ということを繰り返すと覚えてくれる猫もいます。
低い声で「ダメ」というなど、いつも決まったテンションでの声がけが大切です。注意するときの気分によって声のテンションを変えていると、叱ったつもりでも猫は「ここに乗ると構ってもらえる」と学習してしまう場合があります。
2.音を出す
猫が乗ってほしくない場所に乗ろうとしたら、猫が少し驚く音を出します。
空き缶に硬貨を入れたものを振るなど、普段あまり聞かない音を出すと効き目がありますが、大きすぎる音や甲高い金属音で猫がパニックを起こしてしまうこともあるので注意しましょう。
3.気を引く
猫が乗ってほしくない場所に乗ったら、猫が好きなおもちゃを見せて、下りてきたら遊んであげます。「その場所に乗るよりも楽しいこと」を見せて気を引きましょう。
しかし、猫によっては「ここに乗ると遊んでくれる」と覚えてしまう場合もあるので注意が必要です。
多頭飼育している場合は、乗ってはいけない場所に猫が乗ろうとしているときに他の猫を構うことで「自分も構ってほしい」と近づいてきてくれることがあります。ほめられている猫の真似を他の猫たちもするそうです。
4.ベタベタしたものを置く
猫の肉球は敏感で、何かがくっつくことが嫌いです。
そのため、猫に乗ってほしくない場所やその近くにガムテープなどを粘着面が上になるように設置しておくと、猫を遠ざける効果が期待できます。
ダンボールなどの板に両面テープやガムテープを貼って、猫がの乗ってほしくない場所に置いておくと片付けが楽です。
5.柵の設置や模様替えで近づけないようにする
柵を設置して乗ってほしくない場所に近づけないようにします。
猫の動きをずっと監視する必要がなくなるので、飼い主さんも猫もストレスがありません。乗ってほしくない場所に猫を近づけないように模様替えをするのも効果的です。
筆者の家で飼っている2匹の先輩猫は「ダメだよ」と教えたところ覚えてくれました。
しかし、後輩猫は覚えてくれなかったためキッチンのカウンターに柵を設置しています。力が強いので突破されてしまうこともありますが、柵を置いたことで「乗ってはいけない場所」と少しずつ認識してくれているようです。
まとめ
乗ってほしくない場所から猫を遠ざけるには、音やおもちゃを使って気をそらしたり、粘着テープを使って「嫌な場所」と覚えてもらう方法があります。
柵などで物理的に近づけさせないようにする方法もあります。どの方法もすぐに効果がでない可能性もあります。焦らず猫に合った方法を試していきましょう。
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