『8年間、野犬として過ごしてきた犬』と一緒に暮らした結果…愛に溢れた『1年後の光景』に涙が止まらないと298万再生「表情に感動」と絶賛

2025-01-03 19:00

元野犬と家族になったら…。心を開くまでの一部始終と動物保護の実態に、さまざまな意見が寄せられています。

ある野犬の奇跡の物語がYouTubeチャンネルで注目を集めています。投稿したのは、YouTubeチャンネル「tamtam【本当にあった保護犬猫の物語】」の投稿主さん。動画は記事執筆時点で298万回再生され「本当に犬に寄り添っている飼い主様に感動した」「表情が柔らかくなったのが分かります」「こんなに愛らしい犬に変わるとは!」といったコメントが寄せられています。

元野犬を家族に

保護施設やブリーダーでの勤務を経て、現在は動物病院で働きながら行き場を失った動物たちのサポートをされている投稿主さん。今回紹介したのは、愛護センターから引き取ったという犬の話です。ボロボロの皮膚、伸びきった爪…。うんちまみれの状態で現れたのは、『ビビ』ちゃんという元野犬でした。

元野犬のビビちゃん

元野犬のビビちゃん

8年間野犬として暮らし、リードも人間もすべてに怯えていたというビビちゃん。それでも笑顔が見たいと、お散歩の練習を毎日行ったといいます。ひどく暴れるビビちゃんの姿に、「可哀そうだからやめてあげて」と声をかけられることもあったとか…。

感情表現をしなかった

感情表現をしなかった

お散歩もできない…

お散歩もできない…

「殺処分ゼロ」の実態

ビビちゃんがさまざまなものに恐怖を抱くようになったのには、もうひとつ理由がありました。ビビちゃんが収容されたのは、「殺処分ゼロ」のセンターだったといいます。一見すると利点しかないシステムの裏に、飼い主さんは見過ごせない悪循環を感じたそうです。

殺処分ゼロの代わりに…

殺処分ゼロの代わりに…

殺処分をしないセンターでは、誰かの声がかからない限り薄暗い檻の中だけで一生を終えることになります。当初は、「命の期限がある子に比べたらマシだろう」と考えていた飼い主さん。しかし、首輪も付けたことのない元野犬たちは、飼養が難しく引き取り手が見つからないという現実があったのです。

一生檻の中で過ごす犬たち

一生檻の中で過ごす犬たち

ビビちゃんは運よく家族が見つかりましたが、家庭犬として過ごせるまでにはたくさんのハードルを超えなければなりませんでした。

「マシ」で終わっていいの?

「マシ」で終わっていいの?

1年後の姿に涙…

しかし1年後、まったく人間を信用していなかったビビちゃんは、飼い主さんに笑顔を見せてくれるようになったのです。ソファや草むらで転がって楽しむなど、愛らしい仕草を見せてくれることも増えたそう。現在では、同居動物たちとも仲良く共存できるまでに成長したといいます。

お散歩練習を続けたら…

お散歩練習を続けたら…

表情が柔らかくなった!

表情が柔らかくなった!

ビビちゃんの現在の姿に感動するとともに、動物保護の在り方についても今一度考えなければならないと飼い主さんはつづっています。

すっかり別犬のよう

すっかり別犬のよう

幸せの第一歩

幸せの第一歩

この投稿には「ビビちゃんの可愛い笑顔が見れて、本当に良かった」「粘り強い心と深い愛
に胸がいっぱいになりました」「僕も環境が整い次第、行動に移したいと思います」といったコメントが寄せられています。

イラストレーターとしても活躍する飼い主さんは、YouTubeチャンネル「tamtam【本当にあった保護犬猫の物語】」で保護動物たちについての経験や想いを投稿されています。ぜひチェックしてくださいね。

写真・動画提供:YouTubeチャンネル「tamtam【本当にあった保護犬猫の物語】」さま
執筆:小泉 あめ
編集:わんちゃんホンポニュース編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。

関連記事

犬が飼い主に『頭をこすりつける時』の心理5選
1歳の女の子に『ハスキー犬の散歩をさせてみた』結果…まさかの『完全に従えてしまう光景』が12万再生 大型犬と共に成長していく姿に反響
95歳のおじいちゃんが苦しそうにしていたら、犬が…一生懸命な『泣ける行動』が55万再生「本当の看病」「なんて可愛い介護士さん」と大絶賛
結婚式で『犬に指輪を渡してもらおう』と思ったら…想定外の展開と『まさかの結末』が34万再生「ナイスハプニングw」「一生の思い出」と絶賛
犬の鳴き声がもつ意味とは?犬の気持ちを理解してしつけや騒音対策に生かそう

  1. 日本から逮捕状の男 フィリピンで拘束 介護施設の入居権めぐり275万円詐取の疑い
  2. 【狩野英孝】実家・櫻田山神社で新年の勤務終了を報告 「最後は伊達さんが参拝に来てくれました!」サンド伊達との2S写真を投稿
  3. イチロー「このまま会わずにお互い死んでいくのも・・・」松井秀喜と10年ぶり再会に「想像以上だった。明るいよね」
  4. 【乃木坂46・与田祐希】卒業を発表! 「かけがえのない8年半」「この場所が1番居心地が良くて楽しくて大好きです。だからこそ、次のステージに進みます!」 2月に地元『みずほPayPayドーム福岡』で卒業コンサート開催へ
  5. 自分のしっぽが鼻に当たった猫→次の瞬間……思わず笑ってしまう『爆笑のリアクション』が127万再生「こしょばいねw」「あるある?w」
  6. 『絶対に幸せにする』売れ残っていた犬を飼った結果…『1歳の男の子と先輩犬との関係性』に反響「本当によかった」「可愛すぎる」祝福の声も
  7. 『売れ残ってしまった猫』のために私たちができる4つのこと 彼らはそのあとどうなるの?
  8. 犬に絶対与えてはいけない『野菜』5選 食べてしまったときにすべき応急処置まで
  9. 猫に伝わる正しい『褒め方・叱り方』のコツ4つ タイミングや手段…それぞれのベストな方法は?
  10. 犬が冬に注意すべき『病気・怪我』5選 トラブルを回避するための対策とは?
  1. 壇蜜さん 「眠ることや食べることの問題を抱えている最中なので、専門医の先生に診察してもらったり、カウンセリングを受けています」 現況明かす 「お薬も定期的に飲んでいます。治療はまだ続きます」
  2. イチロー「このまま会わずにお互い死んでいくのも・・・」松井秀喜と10年ぶり再会に「想像以上だった。明るいよね」
  3. ヒラリー・クリントン氏、マイケル・J・フォックス氏、U2のボノ氏らに「大統領自由勲章」
  4. ぐっすり眠っているウサギをご飯で囲んでみた!起きた瞬間のリアクションが微笑ましくて癒される
  5. 犬に絶対与えてはいけない『野菜』5選 食べてしまったときにすべき応急処置まで
  6. 佐野慈紀さん「またまた感染症での入院」「胃腸がやられて吐き気とだるさが続いています。食欲もなく意外にもピンチ」 去年5月に右腕切断手術
  7. 「夢みたい」一番マグロを釣り上げたベテラン漁師 2年ぶり8度目の栄誉
  8. 【狩野英孝】実家・櫻田山神社で新年の勤務終了を報告 「最後は伊達さんが参拝に来てくれました!」サンド伊達との2S写真を投稿
  9. 【乃木坂46・与田祐希】卒業を発表! 「かけがえのない8年半」「この場所が1番居心地が良くて楽しくて大好きです。だからこそ、次のステージに進みます!」 2月に地元『みずほPayPayドーム福岡』で卒業コンサート開催へ
  10. 猫に伝わる正しい『褒め方・叱り方』のコツ4つ タイミングや手段…それぞれのベストな方法は?
  11. 【がん闘病】古村比呂さん 「私が病院で『子宮頸がんです』と言われてから 14年目となります」「悩みに悩んだあげく 治療を受け 今に至ります」 思い明かす
  12. 桐生祥秀「2025年は全試合1着を狙う」東京世界陸上シーズンへ決意「世界と勝負したい」
×