ロシアによる侵攻が長期化するなか、ウクライナで行われた世論調査でゼレンスキー大統領を「信頼する」と回答した人は「52%」と2022年の軍事侵攻が始まって以降、最低となりました。
ウクライナの調査機関「キーウ国際社会学研究所」は去年12月に世論調査を行い、7日にその結果を発表しました。
その結果によりますと、ゼレンスキー大統領を「信頼する」と回答した人は52%でした。
2023年の12月に行われた調査と比べ25ポイント下がり、ロシアによる軍事侵攻が始まって以降、もっとも低くなりました。
一方、ゼレンスキー大統領を「信頼していない」と回答した人は39%で、前の年と比べて17ポイント上がっています。
「キーウ国際社会学研究所」は国の将来に対する悲観的な見方が強まると、政治家への評価も悲観的になる可能性があると指摘しています。