ふと愛猫の顔を見たらヒゲが短くなっている!これは一大事!?そもそも、なぜ切れてしまうの?よくある原因と、生活への支障について詳しく解説いたします。
猫のヒゲが短くなる原因4つ!生活への支障は?
猫が猫らしい行動を取るために欠かせないヒゲ。それが突如、短くなっていることに気づいたら心配になりますよね。
そこで今回は、よくある原因を4つ紹介いたします。あわせて、生活への影響についても解説いたします。
1.生え変わりによるもの
被毛が一定のサイクルで生え変わるように、ヒゲも知らぬ間に抜けて新しいものへと変わります。
その過程で時々切れた状態になることがあるのですが、あくまでも自然発生的なものなので支障はありません。
2.母猫が噛み切ってしまう
詳しい理由は分からないのですが、母猫は時々、子猫のヒゲを噛み切ってしまうことがあります。「ヒゲは絶対に切ってはいけない」という認識からするとゾッとする事態ですよね。
しかし、このケースに限っては大事に発展することはほぼありません。むやみに母猫を叱ったり、行動を制限しないようにしてください。
子猫に対しては、念の為様子を見守るようにしましょう。
3.アログルーミングに熱が入り過ぎた
親しい間柄の猫同士は、お互いに毛繕いのサポートをします。これをアログルーミングというのですが、その過程でもヒゲが短く切れてしまうことがあるのです。
特に面倒見が良い猫は、事ある毎にお口周辺をペロペロと熱心に舐めてしまいます。先ほどの母猫のケースと異なる点は、切ってはいけないヒゲが切れる可能性があることです。
アログルーミングが盛んな猫同士では、ヒゲの観察の他にも動きに異変がないかよく見てあげてください。
以前と比べて歩行にふらつきがある・ジャンプの失敗が増えた・高くて狭いスペースの移動に苦労しているなどの様子が見られたら診察を受けましょう。
ただし、舐めた側も悪気があってヒゲを切っているわけではないので叱らないようにしてください。
さり気なく舐めさせないように間に入ったり、舐める時間帯が決まっているのであれば、その時だけカラーを巻いてガードをするなどの対処をしながら防いでいくと良いでしょう。
4.ケンカによるもの
中には取っ組み合いのケンカが原因で、ヒゲが切れてしまうことがあります。
上手く共存できている家猫同士であればほとんど起こり得ないケースです。しかしながら、脱走してしまった場合は別で、外の猫にやられてしまうことがあります。
ここで注意すべき点は、単にヒゲが切れて動きに支障が出ることばかりではありません。以下のポイントに気をつけましょう。
- 顔に怪我をする
- 傷口からばい菌が入る
- 流血沙汰のケンカによって感染症にかかる
万が一愛猫が脱走してしまった場合は、帰宅後に怪我を負っていないかも含めて見てあげましょう。ヒゲが切れてしまった場合も含め、何かしらの異変があれば念の為診察を受けてください。
まとめ
ヒゲを持たない人間だからこそ気になってしまう猫のヒゲ事情。基本的には、故意に切ってしまわなければ影響が出ないケースがほとんどです。
完全室内飼育であれば尚更で、万が一短くなってしまっても、愛猫の命を脅かすほどの危険が迫ることはありません。
とはいえ、ヒゲが短くなったことをきっかけに行動の変化が見られた場合は、獣医さんに相談してください。神経質になる必要はないけれど、さり気なく見守ることが大切です。
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