自動車業界の労働組合でつくる自動車総連は、今年の春闘でベースアップの目安を月額1万2000円とする方針を決定しました。
自動車総連は横浜市内で中央委員会を開き、今年の春闘でのベースアップの目安を月1万2000円とする方針を決定しました。自動車総連が具体的な金額を示すのは7年ぶりです。
自動車総連 金子晃浩 会長
「中小組合が必要なものは必要なんだということが堂々と言えるための一つフックとしてですね、1万2000円という数字を出したということです」
自動車総連によりますと、▼中小の組合の底上げや、▼働くすべての年代の実質賃金の低下を防ぐため、具体的な金額を水準として示すことにしたということです。