「テレビが映らない」など不要不急の110番が増える中、「110番の日」のきょう(10日)、俳優の福原遥さんが埼玉県警の一日通信指令官を務め、110番通報の適正な利用を呼びかけました。
福原遥さん
「緊急通報の趣旨を理解し、通報の際は落ち着いて、適切な110番通報をすることを宣言します」
きょうは、110番の正しい利用方法と重要性を広めるために定められた「110番の日」です。
埼玉県警では、埼玉県出身の俳優・福原遥さんが一日通信指令官を務め、110番通報の適正な利用を呼びかけました。
福原遥さん
「あなたのスマートフォンのカメラを使用して、現場のリアルタイムな映像を送ってください」
また、福原さんは通報者がスマートフォンなどを使い、現場の状況を伝える警察庁の「110番映像通報システム」を体験しました。
埼玉県警によりますと、県内では、去年1月から11月末までに受理した110番のうち、およそ2割が「テレビが映らない」や「水が止まらない」など不要不急の通報だったということです。
埼玉県警は、▼不審な電話やメールが届いたときや、▼悪徳商法とみられる訪問者が来たときなど、急を要さないものの、警察に相談したい事があるときは「#9110」に連絡するよう呼びかけています。