日本バスケットボール協会は10 日、新しい女子日本代表監督にパリオリンピック™で男子日本代表のアソシエイトヘッドコーチを務めたコーリー・ゲインズ氏(59)の就任を発表した。
【写真を見る】バスケ女子日本代表新監督を発表 ! コーリー・ゲインズ氏「前途は多難ですが…」パリ五輪は男子代表コーチ
ゲインズ氏はネッツや76ersなど元NBAプレーヤーとして複数チームでプレーした実績を持ち、祖母の母国である日本でもプレー。引退後はコーチとなり、米女子プロWNBAのマーキュリーを指導し、2007年、09年優勝の実績もある。23年のワールドカップでは男子日本代表をトム・ホーバス監督(57)とともに48年ぶりとなる五輪自力出場へ導いた。なおゲインズ氏は2⽉末までの男⼦⽇本代表活動には帯同し、3⽉から⼥⼦⽇本代表専任となる。
女子日本代表は現・男子日本代表のホーバス監督が21年の東京五輪で銀メダルを獲得に導いたが、恩塚亨監督で迎えた昨夏のパリ五輪では予選リーグで敗退した。
■⼥⼦⽇本代表 コーリー・ゲインズHCコメント
バスケットボールをプレーするために来⽇したとき、私の⼈⽣は⼀変しました。
10年以上前、私は世界の⼥⼦バスケットボールに対する⾒⽅を変えることを⽬指しました。そして今、⽇本を代表するということの本当の意味を再発⾒し、正しい道に戻る準備が整いました。私は、このチームが再び偉⼤さを取り戻す旅に参加できることを⼤変光栄に思い、誇りに思います。前途は多難ですが、共に達成できないことはないと固く信じています。私たちが世界に何を⾒せられるか興奮しています。
■公益財団法⼈⽇本バスケットボール協会 三屋裕⼦会⻑コメント
ゲインズヘッドコーチは、世界のトップリーグで選⼿として指導者として経験を積みさらに男⼥での⽇本代表コーチ経験を持ち、⽇本⼈の特徴も熟知しています。
その経験を⽣かし世界で結果を出せる⼥⼦⽇本代表を作ってくれると信じています。