EU=ヨーロッパ連合の執行機関、EU委員会は、G7=主要7か国で合意していたロシアの凍結資産を活用するウクライナへの融資を開始したと発表しました。
EU委員会は10日、G7=主要7か国が合意していたロシアの凍結資産を活用するウクライナへの融資の第1弾として、30億ユーロ、日本円でおよそ4900億円を支払ったと発表しました。融資は段階的に行われ最終的にはおよそ181億ユーロが支払われる予定になっています。
EU委員会のフォンデアライエン委員長は声明で「ウクライナが自由のために戦い続け、勝利するための資金力を提供する」としました。
支援を受け、ウクライナのシュミハリ首相はSNSに、「パートナーの継続的な支援と連帯に感謝する」と投稿しました。