※本記事はFUNDO編集部へ寄せられた体験談を元に作成しています。
実際の個人情報の特定を避ける為に一部フィクションや編集を入れております。
郊外の一人暮らしを経験したことがある方であれば一度は「新聞の勧誘」にあったことはありませんか?
「初月は無料なので!!」「今なら洗剤がついてきますよー」など、色んな営業文句を駆使してなかなか引き下がってくれないんですよね。
かくいう私もそんな新聞勧誘に悩んでいたのですが、とある方法を使ってからは各社からの新聞営業がピタッとやんだんです。
気の弱い性格が仇となって...
私は某地方県に住む30代男性。
この地域には大学進学を機に引っ越してきたのですが、そのまま就職もしてかれこれ10年以上住んでいます。
お世辞にも都会とはいえないこの地域に引っ越してきて私が最初に驚かされたのは「訪問営業」です。
東京出身の私からすると、アポイントもなくいきなり家にやってきてモノを売りつけようとするなんて信じられないですが、田舎では今でも割とあるようです。
ピンポーン「現在近隣の方にプレゼントをお配りしておりまして、少しお時間宜しいでしょうか?」
初めてインターホンがなったのは私が引っ越してきて2日目の朝でした。
プレゼント?まぁ貰えるものは貰っておくか。そう思ってドアを開けて始まったのは新聞の勧誘。
気の弱い性格が仇となってやんわりとお断りしたのですが、なんと新聞会社は週に2,3回は営業に来るようになったのです。
断っても断ってもやってくる新聞業者にしびれを切らしていたある時、Twitter(現在のX)で見つけた「訪問販売の撃退方法」を藁をも掴む思いで試してみようと決めたのです。
勧誘には勧誘で返すべし!!
その撃退方法とは...「勧誘返し」です。それも相手が二度と勧誘されたくないと感じるもので...
私が選んだのは「宗教勧誘」でした。
この日もいつも通り新聞の勧誘にやってきた営業マン。
「実は年初のお得なキャンペーンをやっていて!!」
お決まりのトークが始まります。
「分かりました!新聞に加入しますよ。」
「えっ!?ついに入ってくれるんですか!?嬉しいです!!」
営業マンのテンションは爆上がり。
「ですが私からも1つお願いがあって...実は私〇〇教という宗教を信仰しているんですが、その会合に一緒に参加してくれませんか?そちらの皆さんにも素晴らしい新聞の勧誘をお願いしたくて。実は〇〇さん(営業マンの名前)のことを既に皆さんに話したら是非会いたいと言っているんですよ」
明らかに営業マンの顔色が変わったのを確認した私は畳みかけます。
「ねぇ、いいでしょ?こんなに素晴らしい新聞なんだから。一緒に来て下さいよ。ねぇ」
少し不気味な雰囲気を意識して畳みかけると営業マンは「大変失礼いたしましたー!!!」と言って帰っていきました。
もちろんそれからは一度も勧誘に来たことはありません。
しつこい営業マンには、興味の無いものを営業される客の気持ちを味わわせてあげるのが一番の対策になるようです。
もししつこい勧誘にお悩みの方がいたら是非試してみてはいかがでしょうか?
ただし、自己責任でお願いしますね。