わんこが自分の体をペロペロと舐める姿、よく見かけますよね。人間の感覚ではわかりにくいかもしれませんが、この行為にはさまざまな意味があります。時には体に異常がある可能性もあるので注意しましょう。
️心配ご無用!ペロペロはわんこの身だしなみ
ゴミや汚れをとるため
わんこを見ていると「毎日お風呂に入るわけじゃないのに、どうしていつも綺麗でフワフワなんだろう」と疑問に思ったことはないでしょうか。
実はその秘密こそが「ペロペロ」。わんこが自分の体をペロペロと舐めるのは『グルーミング』と呼ばれ、体を清潔に保つ目的があります。体についたゴミや汚れを舐めとり、被毛を整えているのです。
リラックスしている
ごはんを食べてお腹いっぱいになった後や、お散歩から帰ってきてくつろいでいるときなどに体をペロペロするのはリラックスしている証です。
心も体も満たされて、すっかり満足しているのです。寝床で休む前にペロペロとしている場合には「今日も良い1日だったな」と思いながら、寝る準備を整えているのかもしれません。
飼い主さんの気を引きたい
中には、飼い主さんがそばにいるときに決まってペロペロするという子がいます。
この場合、グルーミングの目的というよりも飼い主さんにかまってもらいたい、気を引きたいと考えて舐めている可能性があります。飼い主さんが声をかけたり目を合わせたりするとエスカレートしてしまうこともあるので、注意が必要です。
️要注意!こんなペロペロは病気の可能性も
ストレスを感じている
わんこがストレスを感じているときにとる行動として『カーミングシグナル』と呼ばれるものがあります。
カーミングシグナルとは、わんこが不安や緊張を覚えているときに自分や相手を落ち着かせるためにとる行動のことです。
体をペロペロと舐める、特に前足をしつこく舐めつづけるという行動は代表的なカーミングシグナルの1つ。舐めている部位に炎症があったり何か付着しているというわけでもないのに、舐めつづけているという場合にはストレスの可能性があるので要注意です。
皮膚炎や怪我をしている
唾液に消毒作用や自浄作用があることはよく知られています。わんこが特定の部位を舐めている場合、怪我をしていたり炎症が起きているためにそれを治そうとしている可能性があります。
また上述したカーミングシグナルの一環としてペロペロし続けた結果、もともとは異常がなかったのに皮膚炎を発症してしまうこともあるので注意が必要です。愛犬が決まった箇所をずっとペロペロしているのに気付いたら、念のため、異常が生じていないことを確認しましょう。
膀胱炎を起こしている
おしっこをした後に陰部をペロペロと舐めるのは、付いてしまったおしっこを舐めてキレイにしようとしているパターンがほとんどです。
ですがあまりに執拗にペロペロしている場合、膀胱炎を起こしている可能性があります。膀胱炎はわんこが一生のうちに一度はかかると言われているほど一般的な病気ですが、悪化すると痛みを伴ったり頻尿になったりと大変なので早めに治療することが大切です。
️まとめ
わんこが自分の体をペロペロと舐めるのは多くが問題のない行為ですが、時には病気や怪我が潜んでいる可能性があるので注意が必要です。
早めに気付いてあげられるよう、日々のスキンシップの中で目に見える異常がないかチェックしてあげることが大切ですよ。
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