今シーズン4度目のJ1挑戦となる横浜FCが13日、横浜市役所アトリウムにて新体制発表記者会見を行った。昨シーズンはJ2で最少失点、20試合無敗を記録など圧倒的な強さを見せ2位でフィニッシュし、1年でのJ1昇格を決めた。
横浜FCで指揮を執り4シーズン目となる四方田修平(よもだ・しゅうへい)監督(51)は昨シーズンを振り返り「皆さんの声援のおかげで1年でJ1に復帰することが出来ました。ただ今シーズンがスタートライン。目標としてはまだ経験のないJ1残留を今シーズン確実に達成する」とクラブ史上初のJ1残留を誓った。
会場に集まったサポ―ターへ「サポーターの皆様の声援が本当に選手にとって力になる。今季は苦しいゲームが増えると思うが、そういう時こそ声援を送ってほしい。シーズンの最後に皆様と笑って喜び合ってチーム一丸となって全力で頑張っていきたい。絶対にJ1残留を達成させましょう」とメッセージを送った。
J1残留へ向け10人の新加入選手を迎える中、元日本代表で昨季北海道コンサドーレ札幌で6得点を挙げたFW鈴木武蔵(30)を補強。ストライカーとして期待される鈴木は「自分の特徴であるスピード、強さを生かしてチームの残留に貢献したい。個人的なところは2ケタ得点を目指す。皆さん1年間よろしくお願いいたします」と挨拶。さらに会場に集まったサポ―ターからの質疑応答の時間で、選手の皆さんはサポーターにしてほしいことや差し入れなど要望することはありますかと問われると「差し入れはスタバカードが一番嬉しいです」と話し会場を沸かせた。