多くの犬がかかってしまう『皮膚病』4つ 他人事ではない?主な症状や予防策を知っておこう

2025-01-16 16:00

多くの飼い主さんが一度は悩まされたことがあるのが愛犬の『皮膚病』。被毛に覆われているため気づくのが遅れてしまうケースもありますが、進行すると愛犬を痛みや痒みで苦しませてしまうことも。予防策とあわせてご紹介します。

️膿皮症

掻いている犬

膿皮症は常在細菌である黄色ブドウ球菌の増殖により、皮膚が化膿してしまう病気です。特に顔や脇、股の内側、指と指の間などで起きやすいのが特徴。

痒みがひどいため、掻きむしるあまりに一晩であっというまに症状が進行してしまうこともあります。

わんこに合ったシャンプーを適切な頻度で

膿皮症の原因となるのは普段は何の悪さもしない常在細菌ですが、免疫力が低下していることで病気を引き起こします。

ただそれだけではなく、シャンプーを高頻度にしすぎることや、シャンプーが肌に合っていないことも原因になりえます。

シャンプーは月に一度を目安に行い、シャンプー後に皮膚に異常が見られた場合には使用をやめるなど注意しましょう。

️疥癬(かいせん)

かみかみする犬

イヌセンコウヒセンダニというダニの一種が皮膚に寄生したことで起きるのが疥癬です。

皮膚が固くなり、フケや発疹が出て激しい痒みを伴います。進行するとフケが厚いカサブタになり、その下でヒセンダニが繁殖します。

ヒセンダニは接触感染で簡単に広まってしまううえ、犬同士だけでなく犬から人間にも感染するので注意が必要です。

飼育環境を掃除し不潔な場所には近づかない

ヒセンダニはワクチンでの予防はできないため、とにかく罹患している動物に接触しないことが大切になります。

また、不特定多数のわんこと空間を共にする場合も要注意です。

ペットホテルやペットサロン、ドッグランなどを利用するときには必ず下見をし、管理が行き届いておらず不潔な店舗は避けるべきです。

️アレルギー性皮膚炎

アレルギー物質

アレルギー性皮膚炎は人間だけでなく、わんこが発症することもあります。

アレルギーの原因となるアレルゲンはさまざまで、花粉やほこり、ダニなどに反応する場合もあれば、食物アレルギーが発端で皮膚に炎症が起きることもあります。

まずはアレルゲンの特定から

アレルギー性皮膚炎が疑われる場合、まずは何に対してアレルギー反応を起こしているのかを調べます。

そしてアレルゲンから可能な限り遠ざける、あるいはアレルゲンを取り除くことが最大の予防策です。

ただアレルギーはその子の体質なので、完全に予防することはできません。発症してしまった場合には根気強く治療する、あるいは対症療法を続けることが大切です。

️ホルモン性皮膚炎

皮膚炎の犬

換毛期でもないのに抜け毛がひどい、毛が抜けて左右対称にハゲができてしまっているなどの場合、ホルモンの分泌異常が疑われます。

副腎皮質の異常で起こるクッシング症候群が有名ですが、他にも様々な病気があります。

また毛は抜けるけれども痒がるようすがないのも目安のひとつです。

定期的なシャンプーやブラッシング

ホルモン異常については決定的な予防策はありませんが、一般的な皮膚病と同様に、皮膚を清潔に保ち、ブラッシングで血流を良くしてあげましょう。

️まとめ

診察中の犬

皮膚病にかかってしまうと痛みや痒みといった苦痛を伴うのはもちろんですが、場合によっては被毛を剃って治療をしなければならないこともあり、見た目にも影響してしまう可能性があります。

わんこ本人は見た目なんて気にしないとはいえ、飼い主さんとしては不憫な気持ちになってしまいますよね。

皮膚病は完治までに長期間を要することもあり、飼い主さんとしてもケアが難しい場合もありますが、予防と早めの治療で乗り切っていきましょう。

関連記事

3歳でガンになった犬が『最短1ヶ月の余命』と宣告され…一生懸命病気に立ち向かう光景に涙が止まらないと32万再生「頑張れ」「応援してる」
『帰省した兄』がこっそり部屋で待っていると、気づいた犬が…予想を上回る『最高すぎる反応』が29万再生「凄い喜び方」「感動の再会」と称賛
ヨチヨチ歩きの赤ちゃん犬たちが『兄弟喧嘩』を始めたら…予想を超えた『ゆるすぎる光景』が17万再生「可愛い過ぎるケンカw」「たまらん」
犬と一緒に寝るって本当にいけないこと?危険性と注意すること
『7年間、檻の中にいた繁殖犬』を保護→怖がり一歩も歩けずにいたら…衝撃的な『22日後の光景』が泣けると8万再生「感動」「本当に頑張った」

  1. 【 高橋名人 】 目を手術 「白内障と硝子体出血です」 転倒した時に右目を殴打・眼球内に出血 【 16連射 】
  2. 朝、目が覚めて『腕が重いな』と思ったので布団をめくってみた結果…思わず悶絶する『まさかの光景』が31万再生「寝坊の原因w」「たまらん」
  3. 仕事中、母親から『犬の様子』が送られてきて…留守番中にみせた『まさかの行動』が25万表示「サイズぴったりで笑った」「まな板の上みたいw」
  4. ちーちゃんですけどもっ【第339話】「購入した後に」
  5. 全ての部屋の非常用ボタンがつながらず…赤坂・サウナ店2人死亡火災 受信盤の電源入らず 従業員も事件当時不在 業務上過失致死の疑いも
  6. 酔っ払ってベロベロのパパ→犬のケージから出れなくなり…思わず吹き出してしまう光景が243万再生「立場逆で草」「犬に叱られてるww」
  7. 『ひどい涙やけで売れ残った犬』を飼った結果→治してあげようと奮闘し…まさかの『2年後の光景』が108万再生「諦めない気持ち」「幸せそう」
  8. SBI新生銀行が東証プライムに再上場 旧長銀時代を含め3度目の上場
  9. パックごはん1食284円→319円に値上げ、希望小売価格とは? 販売価格になぜ差がある?【Nスタ解説】
  10. 山本由伸「決まったことは全く何もない」WBCについて発言「また大会でプレーできればいいなと」【日本プロスポーツ大賞】
  1. 【独自】東京・赤坂の“個室サウナ店夫婦死亡火災” タオルがサウナストーンに触れたことで発火したか 警視庁
  2. 【 EXILE ・TAKAHIRO 】 "九一分け”  "前髪下ろし” 「正装ヘアスタイル」にフォロワー注目 初のディナーショー完遂に感謝 "この旅の続きを期待して”
  3. 中国の新型空母「福建」が台湾海峡を通過 台湾国防部が空撮画像を公開
  4. 千葉・鴨川市のメガソーラー 新たに開発許可区域外での森林伐採が発覚 合計で13か所 約2.4ヘクタール
  5. 鴨が飛ばないハプニングも…愛子さま初の単独“鴨場接待” 皇室伝統の「鴨猟」で外交団をおもてなし
  6. 【速報】11月の中国人観光客数は今年最も少ない約56万人 高市総理の台湾有事めぐる発言も影響 世界全体では1月から11月で計約3900万人 すでに1年間で過去最多
  7. 「どんなに逆風でも」前橋市長選 小川晶前市長が出馬表明 部下の既婚男性との“ホテル密会”問題で辞職 2026年1月5日告示
  8. 【 熊切あさ美 】 愛犬との別れを報告 「まだ一緒にいたかった」「あまりに急すぎて 心がぽかんとしています」
  9. 【 白血病 】ネイボールさん 「最近、仕事が辛いです」 抗がん剤治療の副作用で 「身体の限界を感じてきました」
  10. 最優秀賞「古米奮闘」創作四字熟語で見る2025年 優秀賞「操虎関税」酷暑で「空前熱暑」大阪・関西万博終わってみれば「ミャク点満点」
  11. “エッグショック”が常態化!?たまご1パック308円 価格はいつ落ち着く【ひるおび】
  12. バドミントン山口茜が宮崎友花との日本勢対決でストレート勝ち 3年ぶりの女王奪還へ好スタート【ファイナルズ2025】