■天皇杯・皇后杯 2025年全日本卓球選手権6日目(26日、東京体育館)
卓球の全日本選手権6日目。女子シングルスの準決勝が行われ、16歳で史上最年少優勝を狙う張本美和(木下グループ)が伊藤美誠(24、スターツ)を4-0(11-4、11-3、11-4、11-5)のストレートで下し、2年連続となる決勝進出を決めた。
第1ゲーム、2-3から張本が強烈なバックハンドなどで5連続得点をマークし、7-3と逆転に成功。そのまま伊藤を押し切り11-4で先取する。第2ゲームも張本の強打に伊藤の返しがアウトやネットにかかり6連続ポイントで6-1と大きくリード。その後もバックドライブなどで伊藤を圧倒し、張本が11-3で連取に成功する。
完全に主導権を握った張本は、フォアにバックと細かく打ち分け伊藤に付け入る隙を与えず、第3ゲームも11-4で奪う。第4ゲームに入っても張本は落ち着いてプレー。4連続得点など終始伊藤を圧倒し、ゲームカウント4-0で勝利し決勝進出を決めた。
準決勝のもう一試合は、3連覇を狙う早田ひな(24、日本生命)が大藤沙月(20、ミキハウス)を4-0のストレートで下し、決勝へと駒を進めた。決勝は、2年連続同一カードとなる張本と早田の一戦となった。