■サッカー スペインリーグ第21節 ヘタフェ 3ー0 レアル・ソシエダ(日本時間27日レアレ・アレーナ)
スペインリーグ1部、レアル・ソシエダのMF久保建英(23)は、ホームで行われたヘタフェ戦に先発フル出場しチームの攻撃をけん引した。
前半38分には巧みなドリブルで相手陣内深くまで持ち込みゴール前をしっかり確認、正確なクロスを上げるとオヤルサバル(27・スペイン)がヘディングシュート。しかし、ヘタフェのゴールキーパー、ソリア(31・スペイン)にキャッチされ得点はならなかった。
前半終了間際にもチャンスを演出した久保は、左アウトサイドで攻撃の起点となる縦へのスルーパス。このパスを受けたトゥリエンテス(22・スペイン)がゴール前へクロスを上げ、今度はスベルディア(27・スペイン)がヘディングシュートを放ったがまたもゴールキーパー・ソリアに阻まれ得点を奪えず。
後半に入っても久保が奮闘する。36分に右サイドをドリブルで駆け上がりゴール前へ精度の高いクロスを供給、後半から途中出場のオスカールソン(20・アイスランド)が頭で合わせたがゴールキーパー・ソリアに弾かれた。
試合終了間際には、本来右サイドの久保が左サイドで仕掛けた。ペナルティーエリアの手前でボールを奪うとドリブルで切れ込み決定的な場面を作るが左足でのシュートはサイドネット。何度もチャンスを演出したものの久保はゴール、アシストともなく、レアル・ソシエダは0-3で敗れEL(ヨーロッパリーグ)を含む公式戦3連敗となった。