国会では27日から石破総理の施政方針演説に対する各党の代表質問が始まりました。立憲民主党の野田代表は、石破総理が『楽しい日本』を目指すと訴えていることについて「上滑りしている」と指摘しました。
立憲民主党 野田佳彦代表
「とても違和感のあった言葉が『楽しい日本』です。内外のこの厳しい情勢から鑑みると、明らかに上滑りしていると私は思いました」
立憲民主党の野田代表はこのように指摘したうえで、▼アメリカの第二次トランプ政権や、▼深刻化している物価高対策に真剣に向き合わなければならないときだと訴えました。
また、自民党の派閥の裏金問題をめぐり、新年度予算案の審議を始める前に安倍派の元会計責任者の参考人招致を求めましたが、石破総理は「国会において議論・判断いただくべき事柄である」と述べるにとどめています。