27日、中居正広さんの女性トラブルに関わるフジテレビの対応が国会でも取り上げられ、石破総理は第三者委員会などの対応を注視するとの考えを示しました。
立憲民主党 亀井亜紀子 衆院議員
「フジテレビが23年6月に問題を把握しながら番組を続けたことは、放送法に定める編集責任に関わる問題ではありませんか?政府としても資料提出など放送法に基づく一定の措置は取り得ると思いますが、いかがですか」
石破総理
「1月23日、総務省からフジテレビに対し、第三者委員会において、早期に調査を進め、結果を踏まえた適切な対応を行うよう要請しておるところでございます」
衆議院本会議では27日、代表質問が行われ、立憲民主党の亀井亜紀子衆院議員がフジテレビの問題をめぐり、石破総理の認識を質しました。
亀井氏は「放送業界全体として人権に関わる問題が起きてこなかったのか、把握して問題があれば放送業を所管する総務省を通じて改善させる必要がある」として、石破総理に質問しましたが、石破総理は「日本民間放送連盟において、共通の課題が見つかれば委員会の設置などを検討することなどが確認されたと承知している。この取り組みを注視していきたい」と述べるにとどめています。