国会では27日から石破総理の施政方針演説に対する各党の代表質問が始まり、石破総理は選択的夫婦別姓制度の導入をめぐり、「いつまでも結論を先延ばしてよい問題とは考えていない」と述べました。
立憲民主党 野田佳彦代表
「30年来の懸案である選択的夫婦別姓、これについては、向き合うんではなくて、立ち向かわなければいけない時だというふうに思います」
石破総理
「選択的夫婦別氏制度の是非は、国民のご関心が極めて高いテーマでもあり、いつまでも結論を先延ばしてよい問題とは考えておりません」
石破総理は選択的夫婦別姓制度の導入をめぐり、「子どもへの影響など様々な点を考慮の上、国会において建設的な議論が行われ、より幅広い国民の理解が形成されることが重要」との考えを示した上で、「党としての考え方を明らかにすべく、議論の頻度を上げ、その熟度を高めたい」と意欲を示しました。