愛犬を『人懐っこい犬』に育てるための方法3つ 飼い主が簡単にできる対応や効果的なコツまでご紹介
人が好きで懐きやすい犬は、飼い主さん以外の人からも可愛がられる傾向があります。この記事では、人懐っこい犬に育てるための方法やコツをご紹介するので、ぜひチェックしてみてください。
愛犬を人懐っこい犬に育てるための方法
愛犬を人懐っこい性格に育てたいと思うのであれば、犬が人に慣れ、人を好きになれるような育て方や接し方をすることが大切です。
1.たくさんの人に会わせる
犬はよく知らないものや慣れていないものに対して、不安や恐怖を感じる傾向があります。
そのため、人に慣れていない犬は初めて会う人を警戒して、懐くまでに時間がかかってしまいます。
人懐っこい犬に育てるためには、人に対する“社会化”をおこなって、「人は怖いものではない」ということを教えてあげることが必要です。
犬の生後4か月頃までの期間を“社会化”と呼び、色々なものに慣れさせるのに最も適していると時期だとされています。
気持ちの柔軟性が高い子犬の時期に、たくさんの人に会わせて慣れさせておくといいでしょう。その際は、性別や年齢、体型、服装などが異なる様々なタイプの人に慣れさせることを意識してください。
もちろん、社会化期を過ぎても人に慣れさせることは可能です。社会化期に比べると少し時間はかかるかもしれませんが、地道に人慣れをさせて懐っこい犬に育てましょう。
2.人に遊んでもらう
人に対する社会化をして、人のことを好きにするためには、ただ会わせたり遠くから姿を見せたりするだけでは少し物足りません。
もちろん、近づくことを怖がっているような犬であれば、人の姿を見るだけでも十分です。しかし、接近することができるのであれば、「人に会うといいことがある」という学習をさせましょう。
まだあまり慣れていない人からおやつをあげてもらったり、大好きなおもちゃで遊んでもらったりといった経験をすると、犬は人に対していい印象を持ちます。
3.怖がっているときに無理強いしない
人懐っこい犬にするためには、人に慣らすことが大切です。
しかし、人に慣れさせようとして強引に近づけたり、無理やり抱っこしてもらったりすると逆効果になる可能性があるので注意しましょう。
犬が怖がったり不安を感じたりしているにもかかわらず、無理に関わらせようとすると、犬は不安や恐怖を強めてしまうことがあります。
それが原因で人を余計に怖がるようになって、「もう近づきたくない」と思ってしまう可能性もあるでしょう。
人慣れをさせるときは、犬の気持ちを最優先に考えることが必要です。
決して無理強いすることはせず、少しずつ慣らして自信をつけていくようにしてください。
人懐っこい気質を持つ犬種
人懐っこい犬を飼いたいと思うなら、元々人慣れしやすい傾向がある犬種を飼うことも検討しましょう。
一般的に人慣れしやすいとされているのは、ゴールデンレトリバーやラブラドールレトリバーなどのレトリバー種です。
これらの犬種は性格的にも大らかで、人にも犬にも警戒心を持ちにくい傾向があります。また、スキンシップや遊びも好きで、子供などとも楽しく遊ぶことができます。
小型犬であれば、トイプードルやパグ、ポメラニアンも遊ぶことが大好きで、人とも上手に関われるとされています。
もちろん、同じ犬種であってもそれぞれ個性があり、性格にも個体差があります。しかし、子犬の頃でも気質の傾向は見られるので、これから犬を飼いたいと考えている場合は、ぜひ参考にしてください。
まとめ
人懐っこい犬になるかどうかは、元々持っている気質も大きく影響します。
しかし、生まれつきの気質や犬種が傾向と同じ位、育てられ方や経験も性格形成にとって重要な役割を果たします。
人に慣れさせるためには、たくさんの人に会わせて、「人は怖くない」「人と会うと楽しい」という経験を重ねることが大切です。
人懐っこい犬になるまでには少し時間がかかる場合もありますが、焦らず地道に慣れさせていきましょう。
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