猫の『マイクロチップ』は義務なの?装着するメリットや必要な手続きなどを解説

2025-03-22 16:00

猫の身元証明ができると謳われている『マイクロチップ』。動物愛護法の改正と共に初めて耳にした方も多いかと思いますが、一般で飼育されている猫への装着は必須なのでしょうか?改めて、猫のマイクロチップとは何なのかをおさらいし、どのようなケースで装着が義務化されているのか、必要な手続きなどをまとめました。

マイクロチップとは

マイクロチップ

マイクロチップは、長さ約8mm、直径約1.2mm程度と小さく細長いカプセルのような形をしている電子タグです。それぞれのチップごとに、世界で唯一の15桁の数字(ISO規格)からなる識別番号が記録されていて、専用のリーダーで読み取ることによって個体識別ができるようになっています。

通常より少し太めの注射針のような注入器で動物の皮下(猫の場合は首の後ろが一般的)に注入し、データベースにマイクロチップの番号と飼い主の名前、住所などの情報を登録することで、迷子や災害時といった有事の際に照合が可能となり有力な身元証明となるのです。

装着は獣医師が行うため、猫の体の負担を最小限に抑えられ、一度装着すれば交換の必要はありません。

マイクロチップ装着は義務?

キャリーに入った猫

令和4年(2022年)6月1日からの動物愛護法改定がきっかけで、一般の飼い主にも広く存在が知られるようになったマイクロチップ。当時メディアなどで情報を知り、「装着は義務」だと思った方も多いのではないでしょうか?

マイクロチップの装着が義務となるのは、ペットショップやブリーダーといった業者から販売される動物です。業者は販売前にチップの注入と所有者情報の登録が必須で、飼い主となる購入者は所有者登録を自分のものへと変更する必要があります。

もともとマイクロチップの入っていない猫を飼っている(譲り受けた)という場合、装着は義務ではありませんが、海外渡航時は装着が必要になる場合があります。

マイクロチップ装着のメリット

マイクロチップを読み取る様子

マイクロチップを装着する一番のメリットは、愛猫が何らかの原因で迷子になってしまった時の身元証明になることです。チップが装着されているかは見た目にはわからないため、万が一迷子になってしまった時に備えて、首輪や迷子札などの対策と組み合わせることでより捜索しやすくなるでしょう。

また、所有者の情報を登録することで猫の飼育放棄の抑止効果も期待できます。

とはいえ、大切な愛猫の体内にチップを注入することに抵抗を感じる方もいると思いますので、愛猫の健康状態も考慮し、装着するかどうかはかかりつけの獣医師とよく相談をして決めましょう。

デメリットや注意点はある?

チップを埋め込まれようとしている猫

マイクロチップの埋め込み自体は通常、動物病院で簡単な注射のような方法で行われます。一般的にはリスクは低いですが、稀に注射部位での感染や腫れが発生することがあります。

そして、マイクロチップは一度埋め込むと取り外しができません。もし、万が一マイクロチップに不良があった場合でも、再埋め込みの手続きや対応が必要です。マイクロチップ装着時には費用が数千円~1万円程度かかります。

装着後に必要な手続き

子猫と注入器

マイクロチップを装着しても、飼い主の情報が正確に登録されていなければ意味がありません。住所や連絡先が変わった場合には、必ず変更手続きをしてください。もし、登録情報が古いままであった場合、猫が迷子になっても飼い主まで連絡がつかない可能性があるため要注意です。

情報を登録、変更する際には「マイクロチップ装着証明書」「登録証明書」が必要です。記載されている識別番号と暗証記号を用意しておき、パソコン・スマートフォンから「犬と猫のマイクロチップ情報登録」サイトのガイドに従って行います。オンラインでの対応が難しい場合はコールセンターに問い合わせをしましょう。

情報登録・変更登録手数料はオンライン申請が400円、用紙での申請が1400円かかります。

まとめ

埋め込んだマイクロチップのチェック

令和4年(2022年)6月1日から、ペットショップやブリーダーから販売される動物に対しての装着が必須となったマイクロチップ。広く知られてきたとはいえ、一般の飼い主からすると未知な部分も多く、装着に抵抗がある方もいるかと思います。

マイクロチップを装着し飼い主の情報を正しく登録しておけば、災害時など愛猫が迷子になってしまった時の捜索の助けとなってくれるかもしれません。

装着するか悩んでいる方は、かかりつけの獣医師へ事前に相談をし、本記事で紹介したようなメリット・デメリットも考慮して決めましょう。

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