老人ホームを「第2の職場」に!働きものの保護猫が“再就職”を果たす 米国

2025-03-24 06:00

セラピー動物として飼われていた高齢者施設が閉鎖され、保護施設に引き渡された猫。しかし、この猫はまだ引退する気になれません。それに気づいた男性はSNSで雇用者を募り、猫が活躍できるすばらしい職場を見つけてあげたのです。

高齢者施設から保護した猫

医者の横で猫をなでる高齢女性

画像はイメージです

米国ペンシルバニア州の動物保護施設に、「George」という名の猫がやってきました。地元の高齢者ケア施設が閉鎖され、そこで飼われていたこの猫も住まいを失ったためです。

保護団体Four Footed Friendsの代表をつとめるAlex Valeskiさんはこう話します。

「Georgeが住んでいた老人ホームが閉鎖され、数週間前にここに来ました。この猫は保護施設ではとても恥ずかしがり屋で、すごく臆病でした。きっと落ち込んでいたのでしょう。でもまだのんびり引退生活を送るには早いと判断しました」

「ケージの前を通りかかるたびに、Georgeは小さくニャーと鳴いて注目されるのを待っていました。まるで誰かに『撫でて』と訴えているような感じです。気分が落ち込んでいるのもわかりました」

そこで彼はFacebook上で多くの介護施設に「この猫を職員として雇ってみませんか」と呼びかけたのです。

老人ホームへ再就職

;ホームで暮らすお年寄りになでられる猫

画像はイメージです

ペットは高齢者によい影響を与えます。とくにアルツハイマー病や認知機能の低下を患う人々には効果的だといわれています。お年寄りとの生活に慣れているGeorgeは、老人ホームの入居者に精神的サポートを提供することができるのです。

「すぐにいくつかの施設から応募があり、引く手あまたでした。その中から一番適した施設を選びました」とAlexさん。

Georgeが働くことになったのは、カンブリア郡シドマン地区にあるForest Hills Personal Care Homeです。Christine Weaverさんと娘のBrielle Sokiraさんが運営するこの高齢者施設は、動物療法を専門にしています。

ミニチュアホース、鳥、ウサギなど多くの動物が飼われており、Georgeも初日からさっそく仕事に就きました。

「Georgeは入居者の膝に跳び乗って、抱っこされたり一緒に寝たりするのが大好きです。見ているだけで温かい気持ちになります。立派に仕事をこなしていますよ」とChristineさん。

「この猫は毎朝施設内を巡回し、部屋から部屋へと移動します。こちらも『さっき13号室にいたから、今は15号室にいるだろう』と予測できるのです」とBrielleさんも言い添えます。

活躍ぶりをビデオ化

車いすに乗る高齢女性に抱かれる猫

画像はイメージです

人気者のGeorgeが入居者やスタッフにどれほどの喜びをもたらしているかを示すために、Alexさんはビデオを制作しました。投稿されたビデオは、SNSで100万回以上視聴されて人々の話題になっています。

Georgeのすばらしい働きぶりを見て、ほかの高齢者施設でも猫の従業員を迎えるようになれば、すばらしいことですね。

「動物とのコミュニケーションに言葉は不要。表情や態度で、わたしたちを幸せな気分にしてくれるのです」というBrielleさん。

「ウサギや猫、馬を撫でるとすばらしい鎮静効果があり、心の平穏がもたらされます。入居者はペットがそばにいると思うだけで、生活に楽しみを見出せるようにもなるのです」とChristineさんも話してくれました。

猫職員Georgeの人気は、今後も続きそうですね。

出典:Indiana County animal shelter helps cat land "purr-fect" new job at nursing home

関連記事

猫が「アオーン」と鳴く時の気持ち
猫が乗ってくる5つの理由とその心理
お家に迎えたばかりの頃は『白い部分が多かった子猫』が、半年後…想像以上に変化した『現在の姿』に「別猫みたいw」「どちらもめっちゃ可愛い」
弟猫を『病院に連れて行こう』としたら、兄猫が……優しさ溢れる『尊い光景』に「とっても感動した」「愛に溢れてる」と4万6000再生
仕事終わりに急いで帰宅したら、『黒猫』が…あまりにも男前な『カッコよすぎる姿』に「両手に花だねw」「ドヤ顔で笑った」と笑顔になる人続出

  1. 東京スカイツリー“5時間半”閉じ込めの恐怖…地上30メートルで乗客“乗り移り” 過去にも“原因不明”の緊急停止 調査で連休明けも臨時休業【news23】
  2. きょうから国会論戦スタート 高市総理の施政方針演説などに各党が代表質問
  3. シークレットサービスがトランプ氏私邸に侵入図った男を射殺 職員らにけがなし トランプ大統領は不在
  4. アメリカ・イラン核協議 26日にスイスで実施へ アメリカによるイランへの軍事攻撃の懸念高まるなか
  5. 埼玉工業大学 太川陽介 特命教授 深谷バスサミット2026で続投表明☆ 既存の路線バス車両を後付け自動運転AIシステムで自動化するトレンドを共有 地域の足レベル2新時代
  6. ネパールの山岳地帯でバス事故 約200メートル崖下に転落 19人死亡 日本人1人含む25人負傷
  7. 「相互関税」を違法と判断した最高裁をトランプ大統領が改めて批判 “より強力な関税”を発動へ
  8. 小泉防衛大臣 太平洋島しょ国との連携強化訴え 会合にはASEAN各国もオブザーバー参加
  9. 初出場のオリンピックで金メダル!スノボ深田茉莉選手(19)が“第二のお父さん”佐藤コーチと歩んだ道【Nスタ解説】
  10. 【 山時聡真 】W主演の菅野美穂から突然の「ミニ寸劇」 異例のオーディションは“実母との電話”
  1. ネパールの山岳地帯でバス事故 約200メートル崖下に転落 19人死亡 日本人1人含む25人負傷
  2. インバウンドに変化?“日本の生活”や銭湯にリピーター続出 “ビザ無料”…ロシア人急増のワケ【Nスタ解説】
  3. 小泉防衛大臣 太平洋島しょ国との連携強化訴え 会合にはASEAN各国もオブザーバー参加
  4. 初出場のオリンピックで金メダル!スノボ深田茉莉選手(19)が“第二のお父さん”佐藤コーチと歩んだ道【Nスタ解説】
  5. 「相互関税」を違法と判断した最高裁をトランプ大統領が改めて批判 “より強力な関税”を発動へ
  6. 「めちゃめちゃ暑い」東京都心は5月上旬並みの暖かさ…花粉の本格的飛散に注意!週末にかけ暖かい日続く【Nスタ解説】
  7. シークレットサービスがトランプ氏私邸に侵入図った男を射殺 職員らにけがなし トランプ大統領は不在
  8. 埼玉工業大学 太川陽介 特命教授 深谷バスサミット2026で続投表明☆ 既存の路線バス車両を後付け自動運転AIシステムで自動化するトレンドを共有 地域の足レベル2新時代
  9. 天皇陛下66歳の誕生日 会見で語られた「被災地」に寄せる心 ご一家のお名前何度も…にじむ“家族愛”【Nスタ解説】
  10. 猫が『ごめん寝』の体勢で眠っているときの理由3つ 苦しそうだけど寝れているの?
  11. 【 山時聡真 】W主演の菅野美穂から突然の「ミニ寸劇」 異例のオーディションは“実母との電話”
  12. 犬が『飼い主との再会』を嬉しがる理由4選 大喜びしているときに見せる仕草や行動とは?