猫の飼い主なら違うと知っている『猫ないない』5選 なつかない、魚好き…誤解されがちな猫のイメージ
世間でよく言われる「なつかない」「魚好き」といった猫のイメージですが、一緒に暮らしていると、思わぬギャップを感じることがあります。今回は、そんな猫にまつわる誤解を「猫ないない」として5つご紹介します。ぜひご覧いただき、猫の本当の姿を確かめてみてください。
「性格・行動」に関する猫ないない3選

1.なつかない
猫は媚びないイメージが強いため、飼い主にも甘えないように感じるかもしれません。しかし、実際には個体差が大きく、他のネコ科動物に比べてもなつきやすい分類です。
信頼関係が深まると、すりすりしてくれる、帰宅時にお出迎えをしてくれるといった、思いもよらない愛情表現を受けることもあるでしょう。
ちなみに、その際に発する「ニャー」という甘えた鳴き声は、人に対してだけ使う、特別なコミュニケーション手段だと考えられています。
2.静かでおっとりしている
1日の大半を寝て過ごす猫は、静かで穏やかなイメージを抱きがちですが、実際に静かなのは、寝ているときだけかもしれません。
特に、子猫や若い猫ほど、活発に遊びたがる傾向が強く、高いところに登って飼い主さんを困らせるほどのおてんばぶりを見せることもあります。
最近では、飼い主さんの生活リズムに合わせて生活している猫も増えていますが、夜中や明け方の大運動会にはご注意ください。
3.しつけができない
猫はしつけが難しい生き物と言われていますが、しつけが全くできないわけではありません。
「こうすると、よいことが起きる」もしくは「悪いことが起きる」といった学習能力を持っており、その賢さには圧倒されることも多いです。なかには、おもちゃの電源を入れる、自動給餌器の前で待機するといった、驚きの行動をする猫もいます。
やってほしい行動をしてくれたときには褒め、オヤツを活用すると、より効果的なしつけが可能になるでしょう。
「好き嫌い」に関する猫ないない2選

4.魚好き
猫は、魚嫌いというわけではありませんが、必ずしも魚だけを好んで食べるわけではありません。
魚好きというイメージが浸透した背景は、昔の日本人が仏教の影響で「魚食文化(ぎょしょくぶんか)」を持っていたことが関係しています。
猫もその食文化に適応して魚を食べていたため、魚好きとして根付きましたが、本来は肉食動物です。
愛猫の食の好みを観察し、健康に配慮したフード選びを心がけましょう。
5.水に濡れるのが嫌い
猫の祖先は、砂漠環境下で生きてきたため、その名残で水が苦手だと考えられています。しかし、実際には水遊びが好きな猫もいることをご存知でしょうか?
特に「メインクーン」や「ベンガル」などの一部品種は、水に濡れることを気にしない傾向があります。
また、筆者の愛猫は雑種ですが、毎日のように水飲み皿に前足を入れて遊び、筆者を困らせています。
好奇心が強い猫ほど、水の揺れる様子に興味を持つことが多いようです。
まとめ

猫を飼ってみると「イメージと全然違う!」と、よい意味で驚かされることが多いでしょう。
甘えん坊だったり、運動会を始めるほど賑やかだったりと、意外な一面を見せることもあります。水に濡れるのを気にしない猫もいれば、学習能力が高く一芸を覚える猫もいて、その個性はさまざまです。
また、猫の食の好みも千差万別なので、魚好きという固定概念にとらわれず、適切なフード選びを心がけましょう。
愛猫の個性に寄り添いながら、オンリーワンの魅力を楽しんでみてはいかがでしょうか?
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