踏切横断中に線路上で転倒　立ち上がるも踏切から出られず…　80代くらいの女性が東武東上線準急電車にひかれ死亡　警視庁

けさ、東京・豊島区にある東武東上線の踏切で、高齢の女性が踏切内で倒れ、電車にひかれて死亡しました。

午前6時10分ごろ、豊島区池袋本町にある東武東上線の踏切で「電車と人がぶつかった」と東武鉄道の職員から110番通報がありました。救急隊が駆けつけると、踏切内に80代くらいの女性が倒れていて、その場で死亡が確認されました。

警視庁によりますと、女性が踏切に入ってすぐに警報機が鳴って遮断機が下りたため、女性は渡り切ろうと歩いていましたが、その際に転倒したということです。その後、立ち上がって渡り切ろうとしましたが間に合わず、東武東上線の上り準急電車にひかれたということです。

警視庁は一連の様子を踏切の防犯カメラで確認していますが、当時は雨が降っていて、路面が濡れていたということです。警視庁は死亡した女性が転倒した原因を調べるとともに、女性の身元の特定を急いでいます。