トランプ大統領の相互関税めぐり「ジャイアンの戯言と思ったら大間違いする」 野党からは補正予算を求める声も

アメリカのトランプ大統領による関税措置の表明をめぐり、国会では4日、野党から「ジャイアンの戯言と思ったら大間違いする」と指摘する声が上がりました。

立憲　原口一博 衆院議員
「今回、トランプさんが言ってることをですね、単なるジャイアンの戯言みたいに思ってたら大間違いする」

トランプ大統領による関税措置をめぐり、石破総理は「極めて残念で不本意」と話していますが、立憲民主党の原口衆院議員は4日、衆議院財務金融委員会で、石破総理が2月にアメリカを訪問し、トランプ大統領と会談をしたのは「こうならないためだったのではないか？」と苦言を呈しました。

また、原口氏は「早速、財政出動も伴った対策を即打つべきだ」と主張し、補正予算を編成するべきだと訴えましたが、加藤財務大臣は「状況をしっかり見極めながら、必要な対策をしっかり取りたい」と述べるにとどめています。