猫の『キャリーバッグ』どれを選べばいい?4つのタイプ別に特徴やメリット・デメリットを解説

2025-04-19 16:00

もはや種類が豊富過ぎるキャリーバッグ。結局どれがいいの?今まさに購入を検討している飼い主さん必見!4つのタイプ別に、特徴や使いやすさなどを徹底解説いたします。

結局どれがいいの?4つのタイプ別キャリーを徹底解説

猫とキャリーバッグ

通院時や非常事態における避難で必要になるキャリーバッグ。あまりに種類が豊富すぎて"キャリー迷子"になっていませんか?

結局どのタイプが良いのでしょうか。今回は4つのタイプ別に、それぞれのメリット・デメリットを紹介いたします。

1.ハードキャリー

ハードキャリー

オーソドックスなハードキャリー。キャリーバッグといえばこのタイプを連想する方も多いでしょう。

メリット

  • プラスチック製なのでとにかく頑丈
  • 安定感があり、猫が暴れても変形しない
  • 出入口のロックがしっかりできるので

脱走のリスクが減少する

これらの観点から、通院時や避難時には最適です。特に上部と側面の両方が開くタイプは、通院時において重宝します。

デメリット

  • 丈夫な構造だけにバッグ自体が重たい
  • 折り畳むことができないのでかさばる

キャリー自体の重さに加えて愛猫の体重がかかることを想定すると、持ち運びに苦戦する場合があります。

電車やバスを利用する場合や、大型種の猫の場合は他のタイプや肩掛けタイプのハードキャリーを検討してみると良いかもしれません。

2.ソフトキャリー

ソフトキャリー

ハードキャリーとは対照的なイメージがあるソフトキャリー。実際の使い勝手はどうなのでしょうか。

メリット

  • 布製なのでとにかく軽い
  • 折り畳めるので収納しやすい
  • タイプによっては避難時のケージ代わりになる

普段はなるべく収納スペースに片付けておきたいというご家庭には最適です。更にある程度の大きさがあれば、ケージとして代用することも可能なので避難時に役立ちます。

デメリット

  • 布製なので汚れが落ちにくい
  • 安定感がなく暴れると変形しやすい
  • ファスナータイプが主流で脱走のリスクが高い
  • 爪が引っ掛かりやすい

通院時に暴れやすい猫や、爪でカリカリしやすい猫には不向きな傾向があります。比較的おとなしく、体重が軽い子猫を数匹まとめて移動させる場合には重宝するでしょう。

ちなみに筆者の実体験として、愛猫の爪が引っ掛かってしまったことがあります。幸い事なきを得たのですが、抵抗された行く末の事件だったためヒヤッとした感覚は今でも覚えています。

3.リュックタイプ

リュック型キャリー

近年見かける機会が増えたリュック型のキャリーバッグ。見た目も猫が入っている姿も非常に可愛らしいですよね。どんなメリットやデメリットがあるのでしょうか。

メリット

  • 両手が空くので移動しやすい
  • 自転車での移動も可能になる
  • ソフトキャリーより頑丈で安定感がある
  • 好奇心旺盛な猫には良い刺激になる

移動手段が自転車や公共の乗り物のみという飼い主さんには最適です。比較的頑丈な造りなので、振動や猫の暴れにも耐久性があります。

デメリット

  • 臆病な性格の猫は外が丸見えで怖いと感じる
  • 後ろに背負うと猫の様子が見えなくなる
  • 通院時の出し入れに苦戦する場合がある

ファスナー式でバッグ全体が開くため、通院時は思わぬ脱走に繋がる恐れがあります。また帰宅時になかなかキャリー内に戻ってくれない場合も同様で、パニックになると被毛や皮膚をファスナーで挟む危険性があります。

性格的な面では臆病ではないこと、どちらかといえば甘えん坊で人や他の動物が好きな猫には向いています。前に背負うことで飼い主さんの顔も見られて安心するでしょう。

このように愛猫の性格傾向や飼い主さんの生活スタイルと合致し、安全面に留意できれば使用感として申し分ないアイテムです。

4.キャスター付きキャリー・バギータイプ

猫のバギー

先ほど紹介したリュック型にキャスターが付いたものや、いわゆるバギータイプ(ペットカート)という選択肢もあります。

こちらも最近見かけることが多いですが、どのような猫に向いているのでしょうか。

メリット

  • 大型種の猫の移動が楽になる
  • 多頭飼育の移動にも活用しやすい
  • キャスター付きであれば比較的小型で

電車にも乗りやすい

体格も体重も大きくなるメインクーンやノルウェージャンフォレストキャットなど、通常のキャリーには入りにくい猫にはバギータイプが適しています。

その他の猫種でも、リュック型にキャスターを付けたタイプであればバギーほど場所を取らず、電車やバスでも移動がしやすくなるでしょう。

デメリット

  • 振動を感じやすいのでストレスになる恐れあり
  • ハーネスを併用しなければ脱走のリスクがある
  • バギータイプはとにかく場所を取る
  • 広すぎて安心できない猫もいる
  • バギー自体が高価であること

特にバギータイプの弱点は、収納の際も移動の際も場所を取ることでしょう。公共の乗り物を利用する際はバギーを折り畳み、キャリーを持って待機しなければならない場面も多くなるはずです。

その他諸々(振動や広さの面など)、猫の場合は些細なストレスの原因に繋がる可能性があります。

他のキャリーバッグと比べて高価なので、愛猫の性格や体格などを考慮して慎重に検討することが重要です。

まとめ

キャリーの隣に座る猫

今回は、4タイプのキャリーバッグについて紹介いたしました。それぞれの特徴やメリット、デメリットを踏まえたうえで愛猫に合ったものを選んで頂ければと思います。

例えば車移動が多い飼い主さんであれば頑丈なハードタイプ、公共交通機関での移動がメインとなる飼い主さんであればキャスター付きのものなど。

余裕があれば違うタイプのものを使い分けるという手段もありでしょう。実際に使用している飼い主さんの意見や、かかりつけの獣医さんの意見を参考にしても良いですね。

どのタイプを選ぶにしても、愛猫のストレスは最小限に食い止めたいところです。必要に応じて洗濯ネットを活用したり、ブランケットをかけて安心を与えてあげてくださいね。この情報が少しでも皆様のお役に立てれば嬉しいです。

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