犬が突然『転ぶ』5つの原因 病気の可能性とは?異変を感じたらすぐに病院へ

2025-06-23 20:00

本記事では、犬が突然『転ぶ』時に考えられる原因をまとめました。犬が突然転ぶ現象には、いくつか考えられる原因があります。病気の可能性も否めないので、異変を感じたらすぐに病院へ連れて行きましょう。

犬が突然『転ぶ』 考えられる5つの原因

芝生で転がる犬

先ほどまで元気に遊んでいた愛犬が突然、ころんと転んでしまうと心配になりますよね。犬が突然転ぶときは、どのような原因が考えられるのでしょうか。

1.フローリングの床が滑りやすい

フローリングの上で遊んでいたり走っていた時にドテッと転んでしまった場合、フローリングの床が滑りやすいことが原因と考えられます。

フローリングの床はツルツルしているので、犬の足は人間以上に滑りやすい状態です。対策として、マットを敷いたり滑り止めコーティングが含まれているワックスをかけるといった方法があります。

2.爪が伸びている

犬の爪切り

ワンコの爪が伸びていると、歩いたり走ったりしている時に歩きにくさを感じたり、爪が引っかかって転倒してしまうリスクが高まります。

爪が巻き爪になって傷を負ってしまうなどの危険もあるので、愛犬の爪は定期的にチェックして、伸びすぎているようならばカットしてあげましょう。自分で切るのが怖いという方は、かかりつけの動物病院やトリマーさんに相談してみてください。

3.加齢に伴う筋力低下や視力低下

犬は7歳を超えるとシニア期に突入すると言われています。加齢に伴い、徐々に体に衰えが見え始め、筋力低下や視力低下といった日常生活に支障をきたすような部分にも老いが見え始めるでしょう。

こうした筋力低下や視力低下によって、バランスがとりにくくなり、ふらふらと転倒してしまったり、家具にぶつかって転倒する危険が高まります。

高齢犬をお留守番させる際は、家具を端に寄せてぶつかるリスクを減らしてあげたり、移動距離を減らしてあげるために寝床やトイレを近づけるといった工夫を凝らしてあげてください。

4.足を怪我している

足を怪我した犬

転倒だけでなく、立ち上がり方や歩き方に違和感を覚える場合は、足を怪我している可能性が疑われます。例えば、肉球の裏に怪我を負っていたり何か刺さっていたり、あるいは脱臼や骨折といった怪我も考えられるでしょう。

脱臼や骨折は滅多にないと考えている人が多くいますが、犬の脚は人間の足ほど丈夫ではありません。そのため、子犬や老犬、小型犬などはソファの上から飛び降りただけでも衝撃で脱臼・骨折のリスクがあるので気をつけてください。

5.脳や脊髄の病気

犬が突然転ぶ頻度が増えるようになった、明らかに歩いている時の様子がおかしいと感じたら、脳や脊髄の病気を疑ってください。

てんかんや脳炎、脳梗塞や脳腫瘍、椎間板ヘルニアや脊髄梗塞など、脳や脊髄に関する様々な病気が懸念されます。緊急性の高い疾患も含まれるので、少しでも違和感を覚えたらすぐにかかりつけの動物病院へ連れて行き、指示に従ってください。

異変を感じたらすぐにかかりつけの動物病院へ!

病院に犬を連れて行く

紹介したように、犬が突然転ぶときは環境に原因があったり、健康状態に異常が生じていたりする可能性も2パターンに分かれます。

中には病気や怪我が原因で転倒しているケースもあるので、普段の愛犬の様子と比較して少しでも「おかしい」と違和感を覚えたら、すぐにかかりつけの動物病院に相談してください。

病気の治療は早期発見にかかっています。犬は病気の進行が早い傾向にあるので、「これくらいは……」と軽く考えずに行動してください。

まとめ

診察してもらう犬

犬が突然転ぶときは、床の状態や犬自身の体の状態、あるいは怪我や病気の可能性が疑われます。それぞれの原因にあった適切な方法で対処し、飼い主として最善を尽くしましょう。

関連記事

『本当に同じ犬種…?』900グラムの赤ちゃん犬と12キロの犬を比較→驚きが隠せない『まさかのサイズ差』に「びっくり」「どっちも可愛い」
約5年前『椎間板ヘルニア』を発症した犬→上手に歩けず、リハビリし続けた結果…当時が嘘のような『現在の光景』に感動「小さい体で…」と称賛
毛が抜けない犬種おすすめ人気ランキング!小型犬や中型犬・大型犬まで
家族の中で「犬が一番好きな人」を見極める方法とは?
お兄ちゃんのことが大好きなハスキーの子犬→約1年後…微笑ましすぎる『大きな赤ちゃんのような光景』が2万再生「愛は変わらない」と絶賛

  1. 世界初オーストラリアで16歳未満“SNS禁止法”施行 12歳「TikTokが使えなくなった」各国で進む“SNS規制”日本では?【news23】
  2. スリランカでのサイクロン被害 派遣された医療チームが日本へ帰国 解団式を行う
  3. 「si」→「shi」「ti」→「chi」ローマ字表記を約70年ぶりに改定へ 「ヘボン式」統一でどう変わる【Nスタ】
  4. 「落としもの」が“検索”可能に?!施設や公共交通機関の「壁」越える新サービス【Nスタ解説】
  5. 【 芦田愛菜 】「“生きること” “愛”について深く考えるキッカケをもらった」 岡田将生の“迷い”にも神回答
  6. こたつの中が熱くなってくると→猫がとった『予想外のスタイル』に笑ってしまう人が続出「可愛すぎるw」「上手な付き合い方w」と1万いいね
  7. 家賃高騰で「広さ」を妥協?「自分が我慢すれば…」と若年層は“近さ”優先か 戸建ても…?【Nスタ解説】
  8. 猫が『亡くなる直前』にみせる兆候5つ 限られた時間で飼い主ができることもご紹介
  9. 犬の老化が進む『タブー行為』5選 避けるべき絶対NG行動や飼い主が見直すべき暮らし方まで
  10. 【 秋吉久美子 】「方向音痴なので笑」360度ステージに苦戦「観ると大変そうじゃないのが悔しい」
  1. 「自称・一夫多妻」の男とその妻ら3人逮捕…20代女性との性交動画を盗撮し動画サイトに投稿したか 警視庁
  2. 【速報】小5男児が横断歩道でトラックにひかれる 搬送先の病院で死亡 東京・板橋区 警視庁
  3. 「si」→「shi」「ti」→「chi」ローマ字表記を約70年ぶりに改定へ 「ヘボン式」統一でどう変わる【Nスタ】
  4. 【速報】小5男児がトラックにひかれ心肺停止の重体 東京・板橋区 警視庁
  5. ドン・キホーテが新業態オープン コスメなど最大90%割引で販売 物価高などを背景に「オフプライスストア」急拡大
  6. 【 釣りアイドル・神野梓 】 車大破の事故 命を救った「iPhoneの『衝突事故検出』機能」 強い衝撃を感知後 「反応がないと119や緊急連絡先に自動通報してくれます」
  7. 【 芦田愛菜 】「“生きること” “愛”について深く考えるキッカケをもらった」 岡田将生の“迷い”にも神回答
  8. 家賃高騰で「広さ」を妥協?「自分が我慢すれば…」と若年層は“近さ”優先か 戸建ても…?【Nスタ解説】
  9. ロンドンで進む中国の「メガ大使館」建設計画 “国境を越えた弾圧”を危惧…香港からの亡命者が抗議の声
  10. 「落としもの」が“検索”可能に?!施設や公共交通機関の「壁」越える新サービス【Nスタ解説】
  11. スリランカでのサイクロン被害 派遣された医療チームが日本へ帰国 解団式を行う
  12. 世界初オーストラリアで16歳未満“SNS禁止法”施行 12歳「TikTokが使えなくなった」各国で進む“SNS規制”日本では?【news23】