猫の『被毛のタイプ』は全部で4種類!代表的な猫種や最適なお手入れ道具を解説

2025-07-04 16:00

猫の被毛は、長毛・短毛・巻き毛・無毛の4タイプがあります。この記事では、被毛のタイプ別に、代表的な猫種や最適なケア方法を解説していきます。あなたの愛猫にぴったりのお手入れは、どれでしょうか?

1.長毛

メインクーンの家族

代表的な猫種「メインクーン」「ペルシャ」

長毛種の代表格は、メインクーンやペルシャです。どちらも、もともと寒い地域に生息していたという共通点があります。

生息環境に適応するために、被毛も発達したと考えられており、毛もダブルコート(上毛と下毛の2重構造の状態)で厚みがあるのが特徴です。

また、体つきががっちりとしているのも、やはり寒さを生き抜くのに必要だったのでしょう。

最適なお手入れ道具「スリッカーブラシ」

長毛の猫は、毛玉ができやすいため、毎日少しずつでもブラッシングするよう心がけましょう。

もつれた毛を取るには、ピンがくの字型になっている「スリッカーブラシ」を使います。できればブラシのピン先は、丸いタイプを選ぶようにしてください。

強い力でとかすと痛みを与えてしまうため、やさしく撫でるように毛並みに沿ってブラッシングするのがコツです。

もしブラシで取り除けない場合は放置せず、動物病院に相談しましょう。

2.短毛

アメリカンショートヘアの猫

代表的な猫種「アメリカンショートヘア」「ロシアンブルー」

アメリカンショートヘアやロシアンブルーは、代表的な短毛種です。日本でも人気が高く、賢さと穏やかさを持ち合わせた性格が、飼いやすい猫として知られています。

短毛なのは、彼らのような純血種の猫ばかりではありません。雑種猫の大半が短毛の猫に当てはまり、被毛のケアがしやすい点は、猫を飼うのが初めての人にも向いているでしょう。

最適なお手入れ道具「ラバーブラシ」

短毛の猫も、週に2〜3回を目安に、ブラッシングする時間をつくりましょう。特に、春や秋にやってくる換毛期は抜け毛の量が増えやすいため、頻度を調整する必要があります。

長毛の猫と違って毛が短いため、金属製のピンが使われているスリッカーブラシは不向きです。

直接皮膚に触れても傷つけないような「ラバーブラシ」を使いましょう。

筆者の愛猫も短毛ですが、手にはめられるタイプのラバーブラシを使うことで、なでなでする感覚でケアができています。

3.巻き毛

子猫のセルカークレックス

代表的な猫種「セルカークレックス」「デボンレックス」

まるでぬいぐるみのような見た目をしている、巻き毛の猫。その代表格は、セルカークレックスやデボンレックスですが、カールの雰囲気や毛の長さは、猫種ごとに違いがあります。

セルカークレックスは、羊のようなモフモフとしたカールをしており、長毛・短毛両方が存在しています。

一方のデボンレックスは、基本的に短毛な場合がほとんどで、ウェーブがかった縮れ毛をしています。

最適なお手入れ道具「巻き毛の長さによって使い分ける」

巻き毛の猫は、自然に抜けた毛が、自身の被毛に絡みやすくなります。被毛トラブルが起こりやすい分、ケアは念入りに行う必要があります。

毛の長さによって、お手入れ道具を正しく使い分け、短い毛にはラバーブラシ、長い毛にはスリッカーブラシでケアをします。

また、皮脂分泌も多い傾向があるため、シャンプーや濡れタオルなどのケアも、必要に応じて取り入れましょう。

4.無毛

スフィンクスの家族

代表的な猫種「スフィンクス」「ピーターボールド」

無毛な猫といえば、スフィンクスやピーターボールドです。

実は無毛といっても、完全に毛が生えていないというわけではありません。わずかながら「うぶ毛」が生えていて、つるつるではなく、まるでビロードのような触り心地をしています。

2種はよく似ており、もちろん個体差はありますが、ヒゲがあるとピーターボールド、ないとスフィンクスと言われています。

最適なお手入れ道具「蒸しタオル」

無毛の猫は、ブラッシングの必要はありませんが、被毛で肌が保護されていない分、皮膚トラブルにかかりやすい傾向があります。

特に気をつけたいのは、皮脂汚れや日焼け。皮脂は、目視でも分かるくらい茶色く汚れがつきます。

毎日蒸しタオルで拭いて清潔を保ち、可能なら週に1回はシャンプーをするのが理想的です。

窓のある場所は遮光カーテンで調整し、日光浴中は衣服を着せ、直接日が当たらないよう工夫するとよいでしょう。

まとめ

2匹の雑種猫

被毛のタイプ別で見ても、それぞれの個性が光る猫。毛の長さやヘアレス、カールによって、最適なお手入れも変わります。

スフィンクスやピーターボールドなどの無毛の猫は、ブラッシングの必要はありませんが、蒸しタオルで汚れを拭き取り、定期的にシャンプーもしましょう。

これを機に、愛猫の被毛に合ったケアを見直してみてください。

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