今年度の熱中症警戒アラートの発表回数 昨年度と比較して2倍以上に 気象庁長官「例年以上に熱中症予防行動を」と呼びかけ
TBS NEWS DIG Powered by JNN
2025-07-16 16:43

熱中症警戒アラートの6月までの発表回数が今年度は昨年度と比較して2倍以上になっていることがわかりました。気象庁長官が「熱中症を予防するための行動を例年以上に取ってほしい」と呼びかけました。
気象庁の野村竜一長官は、きょうの定例記者会見で、熱中症警戒アラートを都府県や地域に発表した回数が今年度は6月までに97回を数えたことを明らかにしました。
昨年度の同じ時期は46回で、今年度と比較すると2倍以上になっていることを指摘したうえで、熱中症対策について、次のように呼びかけました。
気象庁 野村竜一 長官
「7月に入ってからも発表回数が多い状況が進んで、そういう意味で熱中症の搬送者数も非常に増えているというふうに聞いております。とにかく熱中症予防行動を例年以上にしっかりと取っていただきたいということでございます」