犬を絶対に散歩させてはいけない『夏の時間帯』とは?炎天下の地面を歩かせる危険性やリスクまで

2025-07-18 20:20

夏の散歩は暑さだけでなく、アスファルトの照り返しといった危険も増えてきます。しかし、散歩は愛犬の健康に欠かせません。だからこそ、安全に散歩できるよう、危険な時間帯を避け、涼しい時間を選んでお散歩させてあげる必要があるのです。この記事では、炎天下の地面を歩くリスクと散歩を避けるべき時間帯を紹介します。

夏の日中の散歩は絶対にNG

座って休んでいる男性と犬

夏の犬の散歩で最も避けるべきなのは、日中の時間帯です。とくに、午前10時頃から午後4時頃までは気温が高く、地面の照り返しも強いため、散歩は絶対に控えるべき時間帯と言えます。

「ちょっとだけなら大丈夫だろう」「日陰を選んで歩けば平気」と考える飼い主さんもいるかもしれませんが、絶対にやめましょう。人間が感じる温度と、地面に近い位置にいる犬が感じる温度とでは大きな差があります。

アスファルトやコンクリートといった舗装された地面は、太陽の熱を吸収して蓄えるため、気温が28℃の日でも地面の温度は50℃以上に達することもあります。この熱が地面から犬の体へダイレクトに伝わるのですから、非常に危険なのです。

愛犬の健康を守るためにも、夏の日中の散歩は避けることを徹底しましょう。

炎天下を散歩するリスクとは?

アスファルトの上を歩く犬

炎天下での散歩は、地面が高温になりやすく、照り返しが強いこともあって熱中症や肉球の火傷といった危険性があります。それぞれについて詳しく見ていきましょう。

熱中症

夏の散歩でもっとも警戒すべきなのが熱中症です。犬は人間よりも体高が低いこともあって、地面からの照り返しの熱を直接受けやすく、体温が上がりやすい傾向にあります。また、被毛に覆われ、汗をかきにくいため体温調節が苦手です。そのため、熱中症になりやすいのです。

熱中症の初期症状としては、パンティングが激しくなる、体温が上がる、舌の色が真っ赤になるなどが見られます。症状が進行すると、呼吸が荒くなる、意識の低下、痙攣などを起こし、最悪の場合は命を落とすこともあります。

熱中症は進行が早いため、少しでも異変を感じたら、すぐに涼しい場所に移動させ、体を冷やしながら動物病院へ連れて行きましょう。

肉球の火傷

夏の炎天下のアスファルトは、目玉焼きが焼けるほどの高温になると言われています。このような熱い地面を犬が歩くと、肉球に火傷を負う可能性があります。

肉球の火傷は、水ぶくれができたり、皮膚が剥がれたりするだけでなく、重症化すると火傷から感染症を引き起こしたり、歩行困難になったりします。

犬の肉球は衝撃の吸収、滑り止めなど大切な役割を担っている部位です。火傷を負ってしまうと、回復に時間がかかり、愛犬に大きな苦痛を与えてしまいます。

散歩に出かける前に、飼い主さんが自分の手の甲を地面に数秒当ててみてください。熱くて耐えられないようなら、それは犬の肉球にとっても危険な温度だと言えます。その時間の散歩は諦めましょう。

夏の散歩におすすめの時間帯

早朝、夕方の散歩をする犬

夏の犬の散歩にはさまざまな危険がありますが、時間帯を工夫することで安全に楽しむことが可能です。犬にとって快適で比較的安全なのは、早朝と夜間です。

とくに、おすすめの時間は日が昇りきる前の「朝5時〜7時頃」です。気温がまだ低く、アスファルトも前日の熱が冷めていますし、日差しも弱いため、熱中症のリスクを大幅に減らせます。

次におすすめなのが、日が沈んだ午後7時以降です。日中に蓄えられた地面の熱が冷めてくる時間帯です。ただし、地域によってはまだ地面の温度が高い場合もあるので注意しましょう。

いずれの時間帯も、散歩の前には必ず地面の温度を確認する習慣をつけることが大切です。また、散歩中はこまめに水分補給をさせ、犬の様子を常に観察し、異変があればすぐに中止し、動物病院を受診してください。

まとめ

散歩中に水を飲んでいる犬

夏の散歩は、一歩間違うと愛犬の命を危険にさらしてしまう可能性があります。とくに、日中の炎天下での散歩は、地面が熱くなっており、肉球の火傷や熱中症のリスクが高くなります。

愛犬の命を守るためには、早朝や夜間などの涼しい時間帯を選んで散歩し、出かける前には必ず地面の温度を確認することを習慣にしてください。

また、散歩中に愛犬の様子がおかしいと感じたら、迷わず動物病院を受診しましょう。

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