猫との暮らし、あえて知ってほしい『ネガティブ』なこと5選 爪とぎ、安眠妨害…覚悟したほうがいいこととは?

2025-08-01 20:00

猫がいる暮らしは癒しだけじゃない!これまでの生活が一変し、根底から覆されることだってざらにあるのです。今回は、あえて知ってほしい『ネガティブなこと』を特集いたします。

猫ぐらしにおける『ネガティブ』なこと5選

イタズラする猫

『猫は手がかからない』『とにかく癒される』そんな文言とSNSを通じて見られる愛くるしい光景から、猫との暮らしに憧れを持つ方もいらっしゃるでしょう。

確かに猫がいる暮らしにはたくさんの癒しがあります。しかし、それだけではない"ダークな部分"があるのも事実。知らずに迎えてしまうと大変な思いをするかもしれません。

そこで今回は、あえて知ってほしい『ネガティブなこと』を5つ紹介いたします。

1.家具や壁で爪を研いでしまう

ソファーを破壊する猫

猫には爪を研ぐ習慣があります。理由は縄張りの主張や狩りに備えた準備など様々です。1つ言えることは、本能に基づく行動なのでやめることができないということ。

専用の爪とぎ器がなければ、家具や壁が破壊されてしまいます。猫を迎える際は必ず爪とぎ器を用意してください。場合によっては壁に保護フィルムを貼っておくと安心です。

爪とぎ器は100均のもので十分です。ちなみに子猫であればS字型、オスの成猫であればポール型が好まれる傾向があります。これらを参考に、愛猫のクセを見ながら相性の良いものを選んでみてください。

2.カーテンによじ登る

カーテンに登る猫

猫の大元の先祖は森で暮らしていたため、木に登る習性が残っています。直属の先祖にあたるリビアヤマネコは砂漠で暮らしていましたが、やはり高い場所を好んでいました。

その理由は害虫やヘビから身を守るにはうってつけの場所だったから。自在に出し入れができる爪を器用に使いこなして高所を縄張りとし、ひとり逞しく生き延びて来たという背景があります。

爪とぎと同様に叱るだけでは解消せず、策を講じなければカーテンによじ登るようになってしまうでしょう。

これを防ぐためには、安全にそして満足のいく高所を用意する必要があります。階段状になった棚やキャットタワー、あるいは既にある家具の配置を工夫して縄張りにできそうな環境を整えてあげてください。

3.深夜や早朝に走り回る

走る猫

猫は薄明薄暮性という生活習慣を持っています。これは主に、夕方や朝方などの薄暗い時間帯に活動するライフスタイルのことです。

人と暮らす猫の場合は、深夜や早朝になるとアクティブになり、ひたすら駆け回ります。場合によっては飛び乗られたり、しつこく起こされることもあるでしょう。

猫好きさんの間では『深夜の運動会』と呼ばれています。これも一種の習性なのですが、こちらは就寝前のひと工夫で改善することができます。

まずは思いっきり遊ばせること。それこそ追いかけっこをして走らせても構いませんし、じゃらしで遊ばせてもOKです。その後、軽食として数粒ドライフードを食べさせれば静かになります。

要は狩りをして食事を摂るという構図になれば良いのです。集合住宅の場合は軽食のみでも大丈夫です。小腹が満たされれば満足してくれるので、大人しくなります。

尚、軽食を与える習慣を作る際は、その分も加味して食事量をコントロールするようにしてくださいね。単に与えすぎてしまえばあっという間に肥満になってしまいます。

4.ワガママで身勝手な動物であること

ふてぶてしい猫

猫は犬のように群れを作らなかったため、基本的には単独で生活する動物です。したがって誰かに行動を合わせたり、指示を待って守るという概念がありません。

よって猫はワガママで身勝手な部分が目立ちます。人間という存在も横のつながり(一緒にいても害にならない相手)という認識なので、上下関係はありません。つまり、躾が難しいということです。

とはいえ根気強く『ダメ』と伝えつつ、例えばテーブルに乗るクセがある猫であれば登る度に降ろすことを繰り返すことで、いずれは登らなくなります。成功した際は『いい子だね』と褒めることも大切です。

このように不可能ではないけれども、従わせることは非常に困難であることを覚悟しておいてください。イタズラされては困るもの、誤飲のリスクがあって危険なものは予め戸棚に収納するように、人間側が気をつけるようにしてください。

5.必ずお別れの日がやってくること

虹の橋の猫

健康寿命が伸びた現在でも、猫の平均寿命はおよそ15〜16年ほどです。飼い主さんが若くて健康な方であれば、ほとんどの場合は猫が先に天国へと旅立ってしまいます。

これを念頭に、日頃からたくさんの思い出を作っておきましょう。写真や動画を撮る・毎日語りかけてスキンシップを取る・心を込めてお世話をするなど、何気ない日々の積み重ねが宝物になります。

また、いざという時にどこまでの延命治療をするか考えておくことも大切です。家族のメンバーが複数人いる場合は、家族会議をしておくことをおすすめします。

重要なのは後悔を引きずらないことです。お別れは想像を絶するほど辛いものですが、後々"懸命に生きてくれたね""これだけ一緒に過ごせたのだから幸せだね"と思えることが大切なのです。

愛猫が天寿をまっとうできるよう、日頃から共に過ごす1日1日を大切にしてくださいね。

まとめ

爪を研ぐ猫

今回はあえて知っておいてほしい、猫ぐらしのネガティブな側面について紹介いたしました。猫を迎えると起こり得るもののビジョンが見えたでしょうか。

確かに猫は散歩に行かなくていいこと、トイレを覚えることが早く、よほどの理由がなければ粗相をしないことについては楽な動物と言えるかもしれません。一緒にいると不思議と癒されるという感覚も、お迎えすれば確実に味わえるでしょう。

それでもやはり、個性を持ち命ある存在である以上は大変なことがつきまといます。"猫はただ可愛いだけじゃない"という覚悟が必要です。

でも、その覚悟さえ決まってしまえば工夫次第で楽しめるのが猫ライフ。ある意味下僕として仕えることができればポジティブな側面が際立つようになってくるはずです。

猫のお迎えを検討している方は、猫カフェや保護猫カフェなどに足を運んでみると良いかもしれません。よりリアルな現場を体感しながら、イメージを膨ませてみてください。

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