猫が『人の椅子に座りたがる』のはなぜ?考えられる3つの理由 愛猫との椅子取りゲームを回避するには?

2025-08-27 11:00

何かの用事で席を立つと、すかさず愛猫が椅子を奪いに来る―猫暮らしでは、日々、静かな椅子取り合戦が繰り広げられています。では、なぜ猫は飼い主さんの椅子に目がないのか?今回は、3つの理由から考察します。今後の「戦い」に備えたヒントにしてみてください。

1.かまって欲しいから

白い椅子にひっくり返る猫

1つ目の理由は、「かまって欲しい」です。

猫は観察力に優れていて、日頃から飼い主さんの行動パターンを熟知しています。もちろん、椅子をめぐる攻防戦に関しても、どんな展開になるのか十分に理解しています。

飼い主さんが席を離れる→「じきに戻ってくるはず…今がチャンス!」→椅子を奪う→戻ってきた飼い主さんが「ちょっと~」と困りつつも、かまってくれる→「ミッション大成功!」

おそらく、愛猫の脳内では、上記のプロセスが「勝利の方程式」のごとく深く刻まれているのでしょう。以前に、同じことを試みた結果、うまくいった成功体験がいまだに忘れられないのかもしれません。

愛用の椅子を横取りするだけで、飼い主さんの注目を一身に浴び、なおかつ、百発百中でチヤホヤしてくれます。愛猫が「常習犯」になってしまうのも、確かに頷けるというものです。

ちなみに、猫の「かまってリクエスト」には、椅子奪取だけでなく、スリスリや凝視、奥義・ヘソ天などの術などがあります。もし飼い主さんにゆとりがあれば、存分にかわいがって、愛猫のささやかな欲求を満たしてあげてください。

2.安心できるから

オフィスチェアーで眠る猫

2つ目の理由は、「安心できる」です。

野生下の猫は、捕食者であると同時に、被捕食者でもあったので、生存戦略上、安心と安全を何よりも大切にします。もちろん、現代に暮らす飼い猫も変わりません。

普段使いの椅子は、大好きな飼い主さんの匂いがたっぷりしみついています。人間の約4倍以上の嗅覚を誇る、匂いフェチの猫からすれば、放っておけない「優良物件」です。飼い主さんの匂いに包まれていると、愛猫は心の底からリラックスできます。

しかも、飼い主さんの匂いに自分の匂いも上書き(マーキング)すれば、よりいっそう安心感が凝縮されます。もはや、飼い主さんの椅子は、愛猫にとって「パワースポット」のようなものです。

上記のように、愛猫が飼い主さんの椅子をたびたび奪いに来るのは、飼い主さんと自分の匂いを融合させることで、より平和な縄張り世界を創造したいからです。その世界は、飼い主さんの離れたわずかな間に、つい居眠りしてしまうほど、幸福感で満たされています。

3.ぬくいから

椅子で眠りこける茶トラ猫

3つ目の理由は、「暖を取るため」です。

もともと猫は砂漠地帯にルーツを持つ動物で、とても寒がりです。冬に近づけば、つかず離れずの距離感から一転して、飼い主さんにピタッとくっつきたがります。いったん飼い主さんの膝にチェックインすると、ひと冬を越すまで動こうとしない猛者もいるほどです。

同じように、冬場では、席を立った後の飼い主さんのぬくもりさえ、貴重な熱源です。効率よく活かさないわけにはいきません。

たとえば、テレワークのトイレ休憩で飼い主さんが立てば、ノートパソコンのキーボード上に居座っていた愛猫が、すぐに座椅子のうえへと移動します。ふかふかの座布団には飼い主さんのぬくもりがあふれていて、理想の環境です。

ほんの1分も経たないうちに、「ザイスの国」は、愛猫の占領下に置かれてしまいます。トイレから戻ってきた飼い主さんの居場所はどこにもありません。まんまるとなったムチムチボディが、全身でニャンジーの「非暴力・不服従」を訴えかけています。

猫とのイス取りゲームを回避する方法は?

椅子で眠りこける茶トラ猫

猫に椅子を奪われてしまったとき、飼い主さんが取るべき行動は、おそらく、3つあります。

①冷たい床にじかに座って仕事を継続しながら、時々、愛猫で暖を取る
②愛猫をやさしく抱っこし、「猫ベッド国」へと亡命してもらう
③愛猫を膝に乗せたまま、ひと冬を越す

①はあまりにも切なく、③に関してはほぼ実現が困難なので、現実的には②の選択が妥当かもしれません。もし愛猫に移動してもらうときは、激しい抵抗を避けるためにも、決して無理強いせず、慎重に猫ベッドへとエスコートしてあげましょう。

まとめ

アームチェアーの女性に寄り添う猫

愛猫は日々、飼い主さん愛用の椅子を狙っています。今回は、なぜ愛猫が飼い主さんの椅子を占領したがるのか、3つの理由を取り上げました。

「かまって欲しい」「安心できる」「ぬくい」の3つは、愛猫のささやかながらも切実な欲求に基づいたものです。居心地の良さを求める、という点ではすべて共通しています。

椅子を巡る飼い主さんとの攻防は、快適性を重視する猫ならではの寡黙な戦いと言えるかもしれません。

ときに椅子を明け渡し、ときに巧妙にどいてもらう――状況に応じた使い分けができれば、飼い主さんの格もワンランク上がります。本文で紹介した内容が、その成長の第一歩につながれば幸いです。

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