猫の『肉球』にまつわる病気・怪我4選 予防のためにできる日頃のお手入れ方法も

2025-08-27 17:00

ぷにぷにした肉球は猫チャームポイントのひとつですよね。そんな可愛い肉球が炎症を起こしたり、怪我をしてしまったりすることもあります。今回は肉球に関する病気や怪我、肉球のお手入れについてご紹介します。

猫の肉球にまつわる病気や怪我

猫のピンク色の肉球

1.形質細胞性足底皮膚炎

白血球の一種が肉球で増えて、腫れて大きくなる病気です。肉球が腫れて大きくなる、出血する、痛みで足を引きずって歩くなどの症状が見られます。また、進行すると潰瘍ができることもあります。

歩きにくい様子が見られたり、足をなめたり、いつもと違う様子が見られたら肉球を見て異変がないかチェックしましょう。

形質細胞性足底皮膚炎は、原因ははっきりと解明されていないものの、免疫介在性疾患の可能性が示唆されており、アレルギーやウイルス感染なども関係している場合があると言われています。

軽度であれば自然治癒する可能性もあるため経過観察になることがあります。他にもアレルギー症状がある場合はその治療を行います。

初期であれば抗生物質やステロイドである程度改善すると言われていますが、重症のときは外科手術で組織を取り除くこともあります。いずれにしても、確定診断のためには組織生検が必要です。

2.指間炎

肉球や指の間で炎症が起こる病気です。かゆみもあり、猫が肉球や指の間をなめたり、噛んだりすることがあります。

肉球や指の間の怪我、足の裏の毛や爪が伸びていて気になっている、汚れや分泌物で炎症を起こしている、退屈やストレス、感染症、アレルギー、アトピーなどが原因としてあげられます。

軟膏やクリームで治療します。エリザベスカラーをしてなめないようにすることもあります。

3.感染症

肉球にできた傷から細菌や真菌が感染することがあります。湿った環境では細菌などが繁殖しやすく、症状が進行すると、痛みを伴ったり膿が出たりすることがあります。指間炎を気にしてなめることで傷がついて感染症を起こす場合もあります。

4.怪我、乾燥・ひび割れ

外を歩く猫は、熱くなった道路で肉球にやけどをしたり、小石や植物のトゲなどで怪我をしたりする可能性があります。室内で生活する猫は、肉球を怪我することは少ないですが、爪を伸ばしたままにしておくと肉球に刺さってしまうことがあります。

部屋の各所に爪研ぎを置いて、自身で爪の手入れをしてもらうのはもちろん、うまく研げておらず長くなった爪は定期的に爪切りをしてあげてください。

また空気が乾燥していたり、肉球を洗いすぎたりすると、肉球が乾燥してひび割れて出血することがあります。

肉球のお手入れ方法

足の裏をマッサージされる猫

清潔に保つ

汚れている場合は、猫用のウェットシートや、清潔な布をぬるま湯で湿らせたものでやさしく拭き取ります。拭き取るタイプのシャンプーもあります。自然乾燥する程度に水気を取り除きましょう。強く擦ったり、毎日洗ったりすると、皮膚が荒れて炎症を起こすことがあります。

保湿

空気が乾燥しやすい季節、肉球が乾燥している場合には、肉球用の保湿クリームなどを使用して乾燥を防ぎます。猫の肉球にクリームを塗ると違和感からなめ取ってしまうことがあるので、猫がなめても大丈夫な猫用の保湿クリームを使用しましょう。

爪や足裏の毛のチェック

爪が伸びすぎると肉球に刺さることがあるので、こまめにチェックして、伸びていたら爪切りをしましょう。特に長毛の猫は、足裏の毛が伸びていると、汚れが付着しやすくなったり、足が滑って怪我をしたりすることがあります。猫が嫌がらなければカットしておくと安心です。

カットの際は動物用のバリカンを使いましょう。ハサミは猫がふと動いた際に怪我をさせてしまう可能性があり危険です。

まとめ

前足をあげる猫

肉球にまつわる病気や怪我をご紹介しました。

日頃から肉球まわりをチェックしておくと、怪我の予防や異変に素早く気付くことができます。愛猫の可愛い肉球を守るため、お手入れをしてあげましょう。

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