生まれたばかりの子猫がひとりで生き延びられるほど、外の世界は甘くありません。一刻を争う事態に、投稿主さんも子猫も必死でした。
132万再生され視聴者の涙を誘っているのは、保護された子猫が懸命に生きる姿。投稿には「命の尊さに涙が出ました」「ボロボロ泣いています」「人の温かさに感動しました」など、たくさんのコメントが集まっています。
10cmほどの隙間に落ちていた子猫

生まれて間もない片手サイズの子猫
Instagramアカウント「むし子。」さんが投稿したのは、緊急で保護した子猫の姿。フォロワーさんから「生まれて間もない子猫が壁の隙間に落ちていた」と連絡があり、一刻を争うと察知したむし子。さんが急遽引き取ったそうです。

明日まで生きられるか…
子猫はかなり衰弱していて、病院に連れて行ったものの獣医師からは「厳しい」と告げられてしまったといいます。細菌に感染していて、体重はわずか60gしかなかったそうです。人間が手を尽くしても、子猫は明日を迎えられないかもしれない…。それほど危うい状態だったそうです。
命名「こだいら」ちゃん

シリンジでミルクを飲む子猫

生きようとしている子猫
東京の小平市から来た子猫は、そのまま「小平(こだいら)ちゃん」と名付けられました。獣医師から「明日まで頑張ってくれたらいいけど」と告げられていた小平ちゃんは、むし子。さんがシリンジでミルクを与えると、必死で飲み込もうとしていたそうです。

哺乳瓶で飲めるように

生きるために…!
小平ちゃんは必死にミルクを飲み、鳴き声をあげ、懸命に「生」に向かって手を伸ばし続けたそう。その姿を見たむし子。さんは、あきらめずに一緒に頑張ることを決めたといいます。まさに二人三脚で、小平ちゃんは命をつなぐことができました。
すくすく成長

遊べるようにまで回復

まだまだ小さいけれど

確実に生きる力がついてきた!
片手にすっぽり収まる小さな小平ちゃんですが、哺乳瓶でミルクを飲み、猫じゃらしにぶら下がり、キャットタワーで遊べるほどの体力がついたといいます。小平ちゃんとむし子。さんが「生きることをあきらめなかった」結果といえるでしょう。

美人猫に成長中
その後もすくすくと成長を続け、離乳食を食べられるまでに大きくなったそうです。好奇心旺盛なおてんばさんに育った小平ちゃんは、獣医師に「厳しい」と告げられたのが嘘のように元気いっぱいだといいます。これからは幸せな日々が待っていることでしょう。
小平ちゃんを見守った視聴者からは「生きる力。素晴らしいです」「生きる力の強い子ですね」「生きようとする力は本当に素晴らしいですね」など、感動のコメントが殺到していました。
Instagramアカウント「むし子。」さんは、保護された猫ちゃんたちの姿をはじめ、さまざまな動物や虫について投稿されています。
写真・動画提供:Instagramアカウント「むし子。」さま
執筆:忍野あまね
編集:ねこちゃんホンポニュース編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。
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