親子で“言葉からゲームをつくる”生成AI体験会 創造の入口として広がる新しい学びのかたち

2025-10-31 07:00

近年、AI技術の進展は目覚ましく、画像生成や音声対話など多様な創造の場で活用されるようになっています。しかし一方で、多くの子どもたちにとって「AI」はまだ使われる対象であって、自ら発想を形にする道具として捉えられている例は少ないように思われます。

そんななか、東京都内で行われた「親子で作る!初めてのAIゲーム制作体験会」では、小中学生とその保護者が一緒に、言葉を使ってゲームを“つくる”という新しい体験を味わいました。
主催は、AI人材育成を掲げる 株式会社SHIFT AI。

当日は、子どもたちがアイデアを出し、AIツール「DreamCore」を使ってゲームを生成し、親子でプレイし合う場も設けられました。プログラミング経験がない参加者でも、「言葉だけでゲームができる」という体験を通じて、発想から作品へと展開する楽しさを実感している様子が印象的でした。

親子で挑戦する“はじめてのAIゲーム制作”

10月19日(日)、東京都内の会場にて、親子9組・計24名が参加したこのワークショップ。参加対象は小中学生とその保護者で、用意されたのは「言葉でアイデアを出し、AIツールを使ってゲームを形にする」という体験プログラムでした。

使用されたDreamCoreは、テキスト指示(プロンプト)を入力することで、誰でも簡単にゲームの骨格や挙動を生成できるというツール。参加者はまず、「どんなゲームが作りたいか」を親子で話し合い、次にそのアイデアをAIに伝えるための言葉を探しました。ツール操作自体はシンプルで、プログラミングの知識がなくても手が動かせる設計になっていたため、子どもたちは保護者や講師のサポートを受けながら、自らゲーム画面や操作設定を編集していました。完成後には、参加者同士で作品をプレイしあい、作品の良さや工夫点を互いに共有する時間も設けられていました。

家庭内対話が自然に生まれる体験価値

この体験を通じて、多くの子どもたちが『AIって、ここまでできるのか』という発見をしたようです。ワークショップに参加した子どもたちからは、「AIでゲームを作れることを初めて知った」「コーディングがこんなに簡単になっていることに驚いた」という声が寄せられています。

また保護者側からは、「子どもと一緒にAIに触れられたのが良かった」「ゲームだと子どもも興味があるので、一緒に楽しみやすかった」というコメントも。家庭内でのAIをめぐる会話が自然に生まれたという点も見逃せません。さらに、参加者の87%が「家庭でAIについて話すきっかけになった」と回答し、93%が「また参加したい」と答えています。

このように、ただ体験するだけでなく、親子間の対話や創造する実感が伴ったことが、参加者にとって印象深いものとなったようです。

継続的な体験の場が生み出す次のステップ

こうした体験型プログラムは、単に楽しさを提供するだけでなく、子どもたちが「AI=使われるもの」から「AI=使いこなすもの」へと視点を変えるきっかけになりえます。アイデアを出し、それを言葉にし、AIという道具を介して形にするプロセスは、発想力・論理力・対話力といった複数の力を同時に育てる可能性を秘めています。

また親子で共に取り組む形式は、家庭での学びの場や会話のきっかけとしても期待できます。報告では「子どもが夢中でゲーム作成ソフトを動かしている姿を見て感動した」との保護者コメントも。

一方で、こうした取り組みをさらに広げるためには、定期的に実施可能な場を整えたり、子どもたちが単独で参加できるジュニアイベントのニーズも挙がっており、今後の展開に向けた課題も明らかになっています。

これからは、このような体験がより多くの子ども・家庭へと広がり、学校や地域の学びの場とも連携しながらAIリテラシーの裾野を拡げていくことが望まれます。

AIとともに育つ 親子で触れる第一歩

今回のワークショップは、子どもたちがゲームづくりを通じてAIの可能性を体感し、保護者がその様子を間近に見ることで、家庭内でのAIをめぐる会話のきっかけとなったようです。ツールの習熟や回数を重ねる場の整備など課題もありますが、“言葉からゲームへ”という体験そのものが、子どもと大人が共に創造的に関わる新たな選択肢を示したと言えるでしょう。今後もこうした機会が広がることで、AIを“使われるもの”から“使いこなすもの”へと昇華させる第一歩となるに違いありません。

  1. あす(19日)開幕「アジア大会」 メダリスト“ランウェイ”公開 名古屋市中区 栄の広場
  2. シルバーウィーク 連休前半は関東・東北太平洋側を中心に荒れた天気となるおそれ 後半ほど広い範囲で晴れ間 お出かけ日和になる見込み
  3. ホームセンターの店員さんに『恋』をしている犬→見つけた瞬間、喜びが溢れて…愛が止まらない『再会の瞬間』に反響「前世で付き合ってたなこりゃ」
  4. 【速報】高市総理が来週アメリカのトランプ大統領と会談へ
  5. 「出雲の魅力を伝えたい!」出雲市の子ども観光大使がJALと学び県外へ
  6. 日経平均、一時1200円超値上がり AI開発減速懸念後退や日銀会合結果“想定内”の安心感で
  7. 木原官房長官「拉致問題への理解を深めるとともに、協力の確認において非常に有意義」 21日から家族会などが米国訪問
  8. 台風25号 あす(19日)にかけて小笠原諸島に接近 あさって日曜日から月曜日の朝にかけて伊豆諸島や関東に最も接近する見通し【予報士解説】
  9. 近代五種の才藤歩夢が7位で決勝進出 内田美咲はスイミングトップで総合3位 女子は日本勢全員がメダル争いへ【アジア大会】
  10. 【神田うの】再発した椎間板ヘルニアの容態について報告「確実に痛みは軽減され、ゆっくりと寛解に向かっている状況です」「ただ、時間はかかります」
  1. 【台風25号】長雨で増加「毒キノコ」「雨漏り」が…週明け“関東に最接近”で屋根の修理が間に合わない シルバーウィーク警報級大雨への備えを【news23】
  2. 「iPhone18 Pro」日本発売 カメラ性能向上 21万9800円から
  3. 猫が『やんのかステップ』を繰り出すときの原因3つ 敵意を持っているの?対処法まで解説
  4. 台風25号 20日から21日にかけて関東地方など東日本の太平洋側に接近するおそれ シルバーウィークに影響か
  5. 日銀 政策金利1.25%に引き上げへ 約31年ぶりの高水準 金融政策決定会合 “利上げペース加速”か
  6. 美容クリニック医師の男(31)逮捕 10代女性に性的暴行加え撮影した疑い 別の女性への不同意性交の疑いで逮捕の際の押収スマホから動画見つかる 警視庁
  7. 【 ごみ清掃芸人 】空きびんのリサイクル「耐熱用のガラスはびん資源ではありません」「リサイクルの妨げになるようです」【マシンガンズ滝沢】
  8. “ノーベル賞への登竜門”「ラスカー賞」授賞式 日本人4人出席 筑波大学・柳沢正史教授 中外製薬・服部有宏元シニアフェローら3人
  9. すやすやと眠る『赤ちゃん犬』→舌をしまい忘れていたので、少し触ってみた結果…愛おしすぎる反応が38万再生「癒された」「おててピーンw」
  10. トレンドの“大風量”や“頭皮&肌ケアもできる”タイプも…人気の最新ドライヤーはどれ?【THE TIME,】
  11. 台風25号 あす(19日)にかけて小笠原諸島に接近 あさって日曜日から月曜日の朝にかけて伊豆諸島や関東に最も接近する見通し【予報士解説】
  12. 「叩いていいしボコボコにしてほしい」 新たに「依頼主」とみられる男を逮捕 東京・町田市の強盗予備事件 すでに指示役など男4人逮捕 警視庁