猫の寿命を縮めかねない『親バカ行為』4つ 避けるべき理由や与える悪影響

2026-01-01 12:00

愛猫を大切にしているがゆえの行動が、健康トラブルを招くことがあります。今回は、猫にしてはいけない「甘やかし行為」について紹介します。

1.ご飯を与えすぎる

ご飯を食べる猫

可愛い愛猫が「ニャー」と訴えかけてくると、ついついオヤツを与えてしまう方は少なくないのではないでしょうか。しかし、食べ物を過剰に与えるのは健康によくありません。肥満や栄養の偏りが、思わぬ病気を招くことがあるためです。

肥満体型の猫は、関節炎になりやすい傾向があります。体重が増えすぎて、関節に余計な負担をかけてしまうのです。また、肥満が心臓病の原因となることもわかっています。その他、糖尿病のリスクを高めたり、脂肪が気道を圧迫することも。

猫にご飯を与えるときは、催促されるがままに出すのではなく、時間や量を決めることが大切です。猫の体重から必要なカロリーを計算して、あげすぎないように気を付けましょう。どうしても催促がひどい場合は、1回分を何回かに分けて与えるのもおすすめです。

2.構いすぎる

抱っこされる猫

愛猫とのスキンシップは大切ですが、いきすぎるとさまざまな問題が発生します。例えば、飼い主さんへの依存度が上がり過ぎて、少し離れただけでストレスになる「分離不安症」というものがあります。このような状態になると、猫に負担がかかるばかりか、飼い主さんの生活にも影響が出ます。

また、飼い主さんがいないときに破壊行動をするケースもあるようです。トイレ以外の場所で排泄をしてしまうこともあります。ただし、これは『構ってほしい』という行動ではなく、膀胱炎など下部尿路疾患の痛みによるSOSであることが多いため、自己判断でストレスのせいにせず必ず受診してください。

猫を構うときは、猫の気分に寄り添うようにしましょう。甘えてきたときは応えてあげて構いませんが、飽きてきたと感じたら、一度距離を置くことをおすすめします。ひとり時間にも慣れさせることで、穏やかな気持ちを保てるようになります。

3.運動から遠ざける

仰向けで寝る猫

猫にお散歩は必要ありませんが、だからといって好きなように過ごさせていると、運動不足に陥ることがあります。もともと、猫は狩猟本能のある動物です。家の中での暮らしは、猫にとって少々刺激が少ない環境なのです。

お腹いっぱい食べて、寝て、また食べて…といった生活は、肥満体型になったり、便秘や筋力の低下の原因になります。1日5分でもいいので、体を動かす習慣を取り入れてあげましょう。運動不足解消だけでなく、ストレス発散にも効果的です。

飼い主さんと一緒に遊べるおもちゃや、ひとりで遊べるおもちゃなど、色々な種類のおもちゃを使ってあげるといいでしょう。また、猫は縦運動が基本となるので、キャットタワーやキャットウォークを作ってあげるのもおすすめです。

なお、体力が落ちた老猫は、ジャンプで怪我をする場合があります。紐をユラユラ揺らすなど、簡単な遊びを取り入れてあげてください。

4.刺激を排除する

椅子の下に隠れる子猫

いわゆる「箱入り娘」のような育て方をすると、ちょっとした音や変化でストレスをためることになってしまいます。子猫のときは問題なくても、歳を取ったときにストレスが病気を引き起こす可能性も。

例えば、猫は大きな音が苦手です。だからといって静かな環境だけに慣れさせていると、近所で工事が始まったときに過剰に怯えてしまったり、花火大会の日に体調を崩してしまうといったトラブルにもなりかねません。来客があるたびに、食欲が落ちたり排泄がうまくできなくなるといったケースも。

わざと刺激を与える必要はありませんが、生活の中で起こりうる物音や変化には慣れさせておく方がいいでしょう。どんな環境でもストレスなく暮らせるようになると、災害時や引っ越しなどの有事にも安心して過ごせるようになります。

まとめ

女性に甘える猫

猫を甘やかしすぎると、さまざまな健康被害があることが分かりました。猫の寿命を少しでも伸ばすためには、メリハリのある生活を心掛けることが大切です。猫の習性を学び、健やかに育ててあげてくださいね。

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