ENEOSが3年ぶり史上最多28度目の優勝!馬瓜エブリンがチーム最多の23得点、今季引退の宮崎早織がゲームを支配【バスケ皇后杯】

■第92回皇后杯 全日本バスケットボール選手権大会 決勝(11日、国立代々木競技場 第一体育館)
バスケットボール日本一をかけた全日本選手権の決勝が11日に行われ、ENEOSサンフラワーズが76ー62でデンソーアイリスを破り3年ぶり史上最多28度目の優勝を果たした。
史上最多27度の優勝を誇るENEOSサンフラワーズと2年ぶり2度目の優勝を狙うデンソーアイリスが対戦、デンソーが優勝した2023年と同じ決勝のカードとなった。
女王奪還へENEOSは第1クォーター、今季限りで引退を表明している宮崎早織(30)が攻撃の軸となりゲームに流れを作り、一時はデンソーに9点差をつけた。デンソーは第1クォーター中盤から持ち味の固いディフェンスを見せて、ENEOSの攻撃を止め、徐々に点差を縮め、21対16とENEOSのリードで第1クォーターが終了。
第2クォーターはENEOSが序盤で得点を重ね、26対16と10点差をつけた。さらにデンソー―守備のローテーションの隙を上手く付き、インサイドで196㎝のプレッチェル アシュテン(24)を使って得点を伸ばしていった。しかし、終盤ではプレッチェルは2本連続でスリーポイントシュートを成功させて、デンソーのディフェンスを翻弄、40対28で前半を折り返した。
第3クォーター、ENEOSはここまでゲームを支配してきた宮崎が3つ目のファウルと思い切った守備が出来ず、5分以上得点が動かなかった。デンソーはこのチャンスで得点を確実に奪い、この試合最大の14点差をつけられたが、リズムをつかんで第3クォーター終盤で42対40と2点差まで詰め寄った。そして、第3クォーター終了間際にデンソーは今野紀花(25)のシュートで46対46の同点に追いついた。ENEOSは第3クォーターはわずか6得点に抑えられた。
第4クォーター、ENEOSは3つのファウルを受けている宮崎が積極的にドライブで仕掛けて得点を奪っていった。デンソーも追いすがり、お互い一歩も譲らない戦いとなった。ENEOSはデンソーのシュートミスをしっかりリバウンドで拾い、宮崎から馬瓜エブリン(30)へ、エブリンはスリーポイントをきっちり決めてガッツボーズを見せた。さらにプレッチェルが3連続成功となるスリーポイントで得点、今度は日本代表で活躍する田中こころ(20)もスリーポイントを成功させるなど一気に点差を引き離した。
ENEOSはエブリンがこの試合チーム最多の23得点、プレッチェルも17得点奪うなど76対62でデンソーに競り勝って3年ぶり史上最多28度目の優勝を果たした。
今季限りで引退を表明しているキャプテンの宮崎は「優勝ってこんなに嬉しいんだなと思いました。嬉しくて涙が止まらない優勝は初めて」と涙、そして、「これから新たな歴史を作る選手たちと笑顔でやっていきたい」と笑顔を見せた。
MVPは馬瓜エブリンが選ばれて、宮崎は思わずがっかりし、さらに賞金100万円と言われると、宮崎は立ち上がり悔しがり、笑っていた。