佐藤早也伽が日本人トップの2位、初優勝に2秒届かずも強風サバイバルレースで好走、加世田ら6人がMGC出場権獲得

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2026-03-08 12:25
佐藤早也伽が日本人トップの2位、初優勝に2秒届かずも強風サバイバルレースで好走、加世田ら6人がMGC出場権獲得

■名古屋ウィメンズマラソン2026(8日、バンテリンドームナゴヤ発着、42.195km)

名古屋ウィメンズマラソン2026が行われて、佐藤早也伽(31、積水化学)が日本人トップの2位でフィニッシュした。タイムは2時間21分56秒。風の強さが変わる難しいコンディションとなったレースは40km過ぎでS.チェプキルイ(ケニア)との一騎打ちで最後の最後で離されてしまい、惜しくも2位。それでも日本人トップでロサンゼルス2028オリンピック競技大会の日本代表選考レース(MGC)の出場権を手にし、アジア大会代表に向けても一歩前進した。

32年ぶりの日本開催となる愛知・名古屋2026アジア大会とロサンゼルス2028オリンピック競技大会の日本代表選考レース(MGC)の出場もかかる大会、名古屋ウィメンズマラソン。注目は2時間18分59秒の日本記録保持者、前田穂南(29、天満屋)、前回日本選手トップの2位、東京世界陸上マラソン代表の佐藤早也伽(31、積水化学)、安藤友香(31、しまむら)と国際大会で経験豊富な選手に加えて、今大会が初マラソンの樺沢和佳奈(26、三井住友海上)、2度目のマラソンとなる五島莉乃(28、資生堂)なども出場。

タイムをコントロールするペースメーカーはロードレースでは初となる田中希実(26、New Balance)などが担当、気温は6℃とやや肌寒いコンディションとなった。最初の1kmは3分17秒、先頭集団にはしっかり注目選手たちが集まった。

5kmは16分34秒と日本記録より少し遅れた。最初のスペシャルドリンクは全員無事に補給、9km付近で2年ぶりのマラソンとなった鈴木亜由子(34、JP日本郵政グループ)が遅れ始めた。11kmでは風が7m/sと強くなり始めると、安藤も遅れ始めた。11kmから12kmのタイムが3分30秒と先頭集団のペースもかなり遅れた。

強い風の中でサバイバルレースとなった前半は佐藤、加世田梨花(27、ダイハツ)は集団の最後方について、選手を風よけにつかって体力を温存しながらのレース展開を見せた。

15kmでここまでペースメーカーを務めた田中が離脱、先頭集団の選手たちに声をかけて外れていった。突然、強風が吹く悪条件となった中、19km付近で日本記録保持者の前田も遅れ始め、初マラソンの樺沢も最後尾で徐々に離れ始めてしまった。

中間点を過ぎて先頭集団は6人、風がやや弱くなると、1kmのタイムが3分17秒と状況によってペースが変わる難しい展開に。25kmでペースメーカーが全員外れると、先頭の譲り合いが始まり、25kmから26kmの1kmは3分32秒とペースが落ち始めた。

ここで前に出たのが佐藤、先頭に立ってレースを引っ張っていった。27kmでここまでついてきた五島が離れ始め、先頭集団は5人に絞られた。勝負となる30km付近で、ここまで好走していた大森菜月(31、ダイハツ)が苦しい表情を浮かべて少しずつ差が開いてきた。

33km付近の上り坂で加世田が手袋を外して勝負を仕掛けると、佐藤は集団から離れて、自分のペースを維持していた。39km手前でチェプキルイ(ケニア)がスピードを上げると、佐藤、加世田もすぐに反応してついていくと、チェプキルイはスピードを抑えた。

そして、39kmを過ぎると、加世田が離れ始めた。

残り500mまでチェプキルイと佐藤の一騎打ちに。フィニッシュのバンテリンドームに入る手前でチェプキルイが前に出ると佐藤も粘りでついていった。佐藤は最後の最後まで激走を見せたが、マラソン初優勝まであと2秒届かず2位となった。

【名古屋ウィメンズマラソン2026 結果】
優勝)S.チェプキルイ   2時間21分54秒
2位)佐藤早也伽    2時間21分56秒 ※MGC出場権獲得
3位)A.デスタ     2時間22分37秒
4位)加世田梨花         2時間22分53秒 ※MGC出場権獲得
5位)大森菜月          2時間23分45秒 ※MGC出場権獲得
6位)信櫻空           2時間24分34秒 ※MGC出場権獲得
7位)五島莉乃          2時間24分44秒 ※MGC出場権獲得
8位)G.グレグソン  2時間25分06秒
9位)村上愛華          2時間25分07秒 ※MGC出場権獲得
10位)髙橋優菜     2時間25分58秒

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