都内有数のお花見スポットの公園で連日倒木…倒木などの事故は増加傾向 樹木医も「大きな問題」と警鐘【Nスタ解説】
東京・世田谷区の砧公園でヒマラヤスギが倒れ車2台が巻き込まれました。
公園ではヒマラヤスギが倒木する前日も桜の木が倒れ、女性が下敷きになりけがをしています。
倒木などの事故は増加傾向 樹木医も「大きな問題」と警鐘
2026年も桜の季節が近づいてきました。
最新の「さくら開花予想」(ウェザーマップ9日時点)によると名古屋が来週18日、東京が来週19日に開花だということです。
一方、都内有数の花見スポットである東京・世田谷区の砧公園に行ってみると…
記者
「大きな木が根元から折れてしまっています」
7日、公園内の道路には、高さ10mを超える桜の木が横たわっていました。ソメイヨシノの木が倒れ、70代の女性が下敷きになり、けがをしたということです。
これだけではありません。8日にも、公園内の駐車場で、今度はヒマラヤスギが根元から倒れる事故が発生しました。2日連続の倒木事故です。
公園の利用者
「連続して木が倒れたっていうのを聞くと、少し怖いところはありますね」
「下敷きにされたら怖い」
公園の事務所によると、毎日職員が巡回し、目視で点検などを行っているということですが、倒木する前に目立った異常はなかったそうです。
樹木医 石井誠治さん
「これからますます(倒木は)増えていく可能性がある大きな問題ではないかと思っています」
国交省の「倒木等による事故に関する全国調査」によると、2021年4月~2024年11月で全国の倒木などの事故は約1700件と、増加傾向にあるそうです。
若い幹と古い幹の傾向は? ポイントは「縦」か「横」か
井上貴博キャスター:
日本では、トンネルや高速道路などの老朽化も一周回ってきているといわれています。木も同じような状況ということなのでしょう。
出水麻衣キャスター:
木はぱっと見で「老木そうだな」と思っても、どこが限界なのかがわからないので、我々としては注意の仕方が難しいです。
井上キャスター:
お花見に行き木の幹を見ることはなかなかないと思いますが、若い幹と古い幹の見分け方を、少し頭に入れておくといいかもしれません。
樹木医の石井さんによると、ソメイヨシノの場合、若い幹はシマが横に入るそうです。
一方、古い幹は縦に割れ目があるといいます。樹齢約30年超で変化が見え、内部が腐っている可能性があるということです。
縦に割れ目がある幹がすべて古いかというとまた話は変わってきますが、お花見で座るときに縦か横かを少し見てみると、何かヒントになるかもしれません。