「真の多国間主義を共に守るべき」 中国・習近平国家主席がスペイン首相と会談 イラン攻撃反対のスペイン取り込み狙う
TBS NEWS DIG Powered by JNN
2026-04-14 18:40

中国の習近平国家主席はスペインのサンチェス首相と会談し、「真の多国間主義を共に守るべきだ」と述べ、アメリカをけん制しました。中国としては、イラン攻撃をめぐってトランプ政権と対立するスペインを取り込む狙いがあります。
中国外務省によりますと、習近平主席は14日午前、北京を訪れたスペインのサンチェス首相と会談しました。
会談で習主席は「今日の世界は混乱し、正義と強権のせめぎ合いに直面している」と主張。「中国とスペインは緊密に協力し、世界が弱肉強食の法則に逆戻りするのに反対し、真の多国間主義を共に守るべきだ」と述べ、アメリカをけん制しました。
これに対し、サンチェス首相は「多国間主義を堅持し、多極化世界の構築を推進することだけが人類に恒久的な平和をもたらすことができる」と応じたということです。
スペインはイラン攻撃に反対の立場を明言したことでトランプ政権と対立していて、中国としてはこれを機にスペインとの距離を縮めたい狙いがあります。
また、習近平国家主席はUAE=アラブ首長国連邦アブダビ首長国のハリド皇太子とも会談し、イラン情勢の解決にむけて意思疎通を図っていくことで一致しました。